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梱包の必需品、ガムテープ。引越しやものの補強によく使いますよね。一般的にセロテープなどに比べて強度の強い印象のあるガムテープですが、ガムテープの中にも強度・粘着力の強力なものとそうでない物があるのはご存知でしょうか。ダンボールを止める時や紙、窓ガラスを補強するのにも強度の強いガムテープを使いたいですよね。そこでここでは、紙や布、ビニールテープなどの種類で強度の最強な物はどれなのか、それぞれどんな特徴があるのか分析したいと思います。

梱包用テープの商品一覧はコチラ


商品 特徴 商品詳細
クラフトテープ 1箱50巻入り 1巻当たり105.6円 詳しくはこちら
布テープ 1箱30巻入り 1巻あたり126.7円 詳しくはこちら
OPPテープ 1箱50巻入り 1巻あたり106.8円 詳しくはこちら

基本の2種類のガムテープ、紙と布の強度を比較

まずおさえておきたいガムテープの3つの種類

まず一般的にガムテープには、

  • クラフト(紙)テープ
  • 布テープ
  • ビニール(OPP)テープ

の3種類があります。
これら3種類の違いは、単純に材質の違いです。クラフトテープは紙から、布テープは布からビニールテープはビニールからできています。基本的には名前の通りですね。

この中でも一般的にガムテープとしてよく使うのはクラフトテープと布テープではないでしょうか。普通は茶色い色のガムテープはこの2つです。

布テープと紙テープ、強度が強いのは布テープ

では、このクラフトテープと布テープ、強度が強いのは一体どちらなのでしょう。なんとなく想像つくと思いますが、クラフトテープよりも布テープの方が強度は強いのです。ダンボール等に貼られている紙のガムテープは手の爪で簡単に切れるのに対して、布のガムテープはなかなか切れないですよね。

布テープはクラフト紙とクレープ紙の二重構造になっていてその間には縦横に糸が織り込まれているため、強く重いものの梱包や補強にも利用されています。糸の織り込み方でも強度が変わるため用途に応じて選びましょう。

軽いものを梱包する際は紙テープを、やや重いものを梱包する際は布テープを選ぶとよいでしょう。

ガムテープで強度が最強なのはビニールテープ!特徴を分析

ガムテープ最強の粘着力はビニールテープ

ガムテープの3つの種類の中で最も強度が強いのは実はビニールテープ(OPPテープ)なのです。ビニールテープは他の2つの種類のガムテープとは、見た目も少し違うと思います。

またビニールテープは、水ぬれにも強く、伸縮性もある特長を持っています。そのため、引っ張りながら貼り付けると粘着度が増します。しっかり貼りたいときには伸ばしながら貼ると良いでしょう。

固くて頑丈なビニールテープは、着色しやすいため鮮やかなカラーも豊富です。例えば、荷物の種類分けをして使用すると荷物がたくさんあってもわかりやすくなり整理にも役立ちます。梱包だけではなく体育館などでラインを示すような標示用にも使われています。幅の細いビニールテープは600Vまでの電圧に耐久するように作られているため、家庭でのコンセントの補修から電気工事までの絶縁用にも使用されています。湿度にも強いため食品の缶の封の部分にも使われています。

最強の粘着力、ビニールテープの3つのデメリット

強度も強くて様々なメリットのあるビニールテープですが、そんなビニールテープにもデメリットはあります。

  • 手で切れない
  • 熱に弱い
  • 価格が高い

強度が強い分、手で切ることができません。専用のカッターかはさみを用意しましょう。また、単純な梱包ではなく、複雑にぐるぐるまくと手ではがすのがほぼ不可能になります。万が一の場合はカッターなどで切ればいいのですが、物を傷つけてしまうこともあるのであらかじめ気をつけておきたいとこですね。

ガムテープの強度の違いと強度と価格の関係

ガムテープの強度に違いが生まれる原因は材質の違い

ガムテープは強度の強い順に
ビニールテープ→布テープ→クラフトテープ
となるわけですが、その粘着力の違いはどこで生まれるのでしょう。

やはり3つの種類の違いである材質の強度によるものなのではないでしょうか。それぞれ、塩化ビニル、布、紙でできていて、その材質の強度がそのままガムテープの強度になっている印象です。たしかに切れやすさを考えると納得がいきますね。

ガムテープは強粘着なほど価格も高い

強度の違いは材質の違い、ということでもちろんガムテープは強度(材質)が違えばその価格も変化します。ガムテープの3つの種類を価格の安い順に並べると

  • クラフトテープ(紙テープ)
  • 布テープ
  • ビニールテープ(OPPテープ)

となります。強度の強い順の真逆ですね。

それぞれ価格の違いの原因は、材質や製造工程の違いによるものですが、強度の強いガムテープほど価格も高くなるということですね。ビニールテープはクラフトテープや布テープに比べると2~3倍のものもあります。ビニールの特性を活かした優れた特徴を多く持ち用途も幅広いビニールテープはやや高いですが、しっかりと梱包したい、補修したい、そのようなときには重宝するガムテープと考えればよいでしょう。

クラフトテープ 布テープ ビニールテープ
強度
価格

強度の強いガムテープの梱包の仕方。段ボールの巻き方を説明

ガムテープで正しく補強しながら梱包することで、荷物の搬送中にも壊れにくく、破れたりなどすることがない貼り方を説明します。段ボールを組み立ててガムテープを貼る方法としては、軽い荷物ではシンプルに段ボールのふたを閉じた部分に一文字に貼って梱包することが多いと思います。

荷物の重さによってはガムテープを一文字に貼るだけではなく、段ボールの両端にもちょうどH型になるようにガムテープを貼って補強することをおすすめします。段ボール開口部分すべてにきちんとガムテープを貼ることで、段ボールの底の部分は荷物が重くなっても簡単には開きにくい状態にすることができます。

さらに段ボールの底部分の真ん中にも長手方向をクロスして閉じるようにガムテープを貼ると底の開きにくい頑丈な段ボールになります。開梱する際にやや手間がかかりますが、重いものを運ぶ際はこの貼り方がおすすめです。こうすることで段ボールを補強すると大切な荷物も安心して梱包することができます。

ガムテープで紙や窓ガラスを補強

梱包以外のガムテープの特別な用途としては紙や窓ガラスの補強をするために使用することがあります。紙の補強、補修のために本や画用紙などの裏からガムテープを貼り、破れにくくする使い方です。また、破れてしまった本やノートの補修にもガムテープは使われています。窓ガラスの一時的な補強にガムテープを使うことも可能です。台風接近時に強風で窓ガラスが割れ、部屋の中に飛散し、最悪の場合は大けがにもつながる場合があります。そんな事故を防ぐためにも台風時にはガムテープを窓ガラスに貼り、万が一窓が割れても飛散を防ぐことができます。このような使用時には台風通過時にもはがしやすい養生テープがおすすめです。このような使い方をすれば自然災害での被害を最小限に抑えるのに役立てることができます。

ガムテープを種類によって使い分ければ梱包以外にも用途があり、役立てることができます。

商品 商品内容 詳細
クラフトテープ
669908
1巻 119円 詳しくはこちら
1箱50巻入り 1巻当たり105.6円 詳しくはこちら
布テープ
607192-2
1巻 143円 詳しくはこちら
1箱30巻入り 1巻あたり126.7円 詳しくはこちら
OPPテープ
638909
1巻124円 詳しくはこちら
1箱50巻入り 詳しくはこちら

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※この記事の最終更新は2019/8/22です。
紹介している商品の最新価格は、各商品購入ページにてご確認ください。

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