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オフィスワーカーにとって、非常に身近なアイテムと言えるクラフトテープや布テープ。また、他にも様々な特徴をもつ各種粘着テープについて、少し知識を深めてみませんか?用途に合わせて上手に使い分けることで、オフィスライフが便利に!かつ、コストカット効果が見込めるかも…?

商品 価格(税別) 商品詳細
クラフトテープ 1mあたり2.38円 詳しくはこちら
布テープ 1mあたり5.72円 詳しくはこちら
OPPテープ 1mあたり2.48円 詳しくはこちら
マスキングテープ 1mあたり9円 詳しくはこちら

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そもそもクラフトテープはガムテープとは別のテープ

実は「ガムテープ=クラフトテープ」は間違い!?

クラフトテープとは、クラフト紙の片面に不溶性の糊が塗られたテープで、梱包用に使われることが多いもの。そのほとんどが剥離をするために、表面に合成樹脂によるラミネート加工が施されており、水や油をはじく性質をもっています。

「それってガムテープのことじゃないの?」と思ったあなた。決して間違いとは言い切れませんが、厳密に言うと「ガムテープ」というのは、別のテープを差す言葉なのです
皆さんがよく使われている「ガムテープ」が、実は「クラフト(粘着)テープ」という名前である、という事実は割と知られていないのかもしれませんね。

本来のガムテープは、水をつけて貼るもの

それでは「ガムテープ」とは、一体どんなテープなのでしょうか。それはなんとかの発明王エジソンが考案したという梱包用テープ。クラフト紙の片面に水溶性の糊を塗って乾燥させ、細長い帯状に仕立てたものになります。表面には何の加工もされておらず、ざらざらしたクラフト紙のまま。大学ノートの背表紙に貼ってある黒い紙、を想像するとわかりやすいかもしれませんね。

こちらのガムテープ、使う時には切手のように糊面に水をつける必要があることから、専用のディスペンサーも存在しているんですよ。

クラフトテープと布テープの違いは価格と質

それでは、梱包時に使うことの多いクラフトテープと布(粘着)テープの違いとは何でしょうか。
クラフトテープは前述の通り、クラフト紙を素材としたテープ。一方、布テープは「スフモス」という素材に粘着材を塗布したテープ、という点が大きく違います(ペットボトルから再生した素材を使用したものもあります)。

布テープについては

  • クラフトテープよりも粘着力が強く丈夫であること
  • 手でまっすぐに切れること
  • 油性インクで文字が書けること
  • 重ね貼りができること

といったメリットがあり、多用途に活躍していることはご存知の通り。近年ではカラーバリエーションも豊富に展開されています。
ただし、布テープはクラフトテープよりは高価格で重量が重い、という特徴もあります。

クラフトテープは布テープと比べると用途は限定されてしまいますが、軽量で扱いやすく、安価なので大量に使用する現場では資材コスト削減の強い味方です。また、近年はクラフトテープの「ツルツルで文字が書けない、重ね貼りができない」という弱点を克服した、スーパークラフトテープという商品も発売されています。機能面、価格面ともに、普通のクラフトテープと布テープの中間といった位置づけで、じわじわ人気が高まっています。

クラフトテープと布テープに関しては、用途に合わせて使い分けるのが賢い方法と言えるでしょう。

ガムテープやOPPテープ、マスキングテープなどテープの種類を比較

ガムテープの総称で呼ばれる粘着テープには他にも、OPPテープ、マスキングテープといった複数の種類が存在します。
下記、各テープの特徴・用途について表にまとめましたので、オフィスでの使い分けの参考になさってみてはいかがでしょうか。

種類 特徴 用途
OPPテープ
638909
  • ポリプロピレン材を透明なフィルムにして粘着材を塗布したテープ
  • 耐水性、耐湿性に優れている
  • 透明テープを含めカラー展開が豊富で、テープの厚みも様々
  • 中~重梱包用(テープの厚みにより使い分け)
  • 資材の識別用に用いられることも
マスキングテープ(養生テープ)
137485
  • ポリエステル製の粘着力が弱いテープ
  • 剥がしやすく、跡が残りにくい
  • 表面に文字を書くことができる
  • 手で簡単に切れる
  • カラー展開が豊富
  • 塗装やシーリング、コーキングをおこなう際などに、作業箇所以外の汚れを防ぐ目的で使用される
  • 仮止めや資材の識別用に用いられる
ダクトテープ
  • ポリエチレンコーティングが施された粘着テープ
  • 手で簡単に切れる
  • 粘着力、強度、防水性が抜群
  • 高機能なため、価格が高い
  • ダクトをはじめ様々な補修・保護に用いられる

クラフトテープと他のテープの価格や粘着力の違い

ここでは、先に取りあげた6種類のテープについて、価格と粘着力について表にまとめました。価格については、粘着力で上下するというよりは、それぞれの素材により異なっているという印象。また、汎用性が高いものほど高価格であるようです。

クラフトテープや布テープは、オフィスでも高頻度に使うアイテムかと思いますので、コストダウンが図れる「まとめ買い」を検討されることをおすすめします。

種類 価格(1巻あたり) 価格(1mあたり) 粘着力
クラフトテープ
669907
80円台~100円台(50m) 約1.6円~4円 強い
布テープ
697308
100円台~300円台(25m) 約4~16円 かなり強い
OPPテープ
638909
200円台(100m) 約2円~ 強い
マスキングテープ(養生テープ)
137485
200円台~300円台(25m) 約4~16円 弱い

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