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仕事上の電話は相手を待たせることなく、瞬時に対応しなければなりません。また、話しながらメモを取ったり、家庭用にもまして可動域が広いことが求められます。そのためオフィスで使う電話台 は、回転方向やスタンドの高さなどに留意して選ぶ必要があります。ここでは、電話台の価格、アーム付きやパーテーションに取り付けられるタイプ、受付に適した電話台などについて見ていきましょう。

オフィスの電話台の種類と価格。安いものでは1,000円代も

固定型トレイが最安値 360度フレックス高級品も!

業務の状況によっては、1台の電話機をデスクに座ったまま、ほとんどひとりで受けるという場合もあります。その際には、固定で受話器が取りやすく、またダイヤルしやすい角度がついていれば十分でしょう。一方で、様々な方向から複数の人が手を伸ばすのであれば、回転台があり、アームが自由に伸縮するものが便利です。360度の回転に加え、高さも自在の3D的な動きをする電話台が今の主流です。耐久性や動きの自由度によって価格帯が分かれています。

電話機下が使えるハイタイプはスペース確保で人気

トレイを置くタイプと違い、電話機の下のスペースが使えるハイタイプは、フリークランプと呼ばれる方式で、しっかりとデスクに固定されます。通常は20センチ程度の高さですが、支柱の高さが60センチもある商品もあります。価格は安いものでは1000円以下のものも。高いものは10000円以上とかなり幅広く値段が付けられています。

電話台タイプ 価格 特徴
テーブルタイプ 5000~6000円 電話機を置く固定台
スチール・木製など
トレイタイプ 1000~3000円 ペン立て、メモ置きスペースあり
フレックスアームタイプ 1000~14000円 自由度、回転角度、高さ、
耐久性などによって価格差あり

オフィスで流行!回転式の電話台について

円盤型はスペースが必要 支柱+自由アームが主流

以前の回転式電話台は、ケーキ用の装飾台のように円盤が回るものがほとんどでした。が、全体を支える台のために、電話下のスペースが使えず現在はあまり見かけなくなりました。今はデスクなどに固定されたスタンドから、フレックスに動くアームが伸びているタイプが主流です。中には支柱から2本のアームが伸びていて、2台の電話機を乗せられる、まるでロボットのような見かけの電話台もあります。360度回転するほか、上下にも動かすことができ、取っ手を引いてスライドさせる商品も使いやすく、人気があります。

電話のケーブルはどこに?

電話が宙に浮いているような回転式電話台の場合、いったいどこにケーブルがあるのかと思いますが、サポートアームの中にすべて収納されるしくみです。価格帯の高い電話台は、アームが回転するだけではなく、電話を載せる台部分も旋回するため、ストレスがありません。どの位置からでも自由に電話に手が伸ばせるようになっています。自由に動くと耐久性が気になりますが、スタンド部分はほとんどの商品で1~2kgの重量に耐えられます。中には最高6kgの荷重に耐えるという堅固なつくりの製品もあります。傾斜しても電話機がずりおちない工夫もされているため、自分の好きな角度まで引き下げて使うことができます。

アーム形の電話台とパーテーションにくっついている電話台の特徴

電話台のアームはどこに固定されている?

アーム型の電話台は、ぴったりと机に「噛んだ」状態で固定されているため、まるでデスクから生えているかのように密着して見えます。机の端を挟んでねじ止めされているので、ほとんど隙間を必要としません。机周りがパーテーションなどで囲まれている場合には、上部をパーテーションにひっかけ、下部を机と突っ張りで固定します。低めのパーテーションにひっかけるハンギング型もありますが、こちらはアーム型のように自由に引き寄せられません。種類が少ないため価格はあまり安いものではなく、6000円前後というところです

パーテーションクランプを利用した電話台も

パーテーションクランプと呼ばれる、高さのあるパーテーションにも対応した固定器具があります。こちらを利用した電話台は、高いパーテーションでもアームを取り付けることが可能です。アームが長いので大掛かりなイメージですが、取り付けの手間はデスクと変わりません。電話機をしっかりとホールドするつくりとなっているので、長いアームでも安定感は抜群です。パーテーションがあると、はみ出しのスペースがない分デスク上に余裕がありませんが、アーム型の電話台であれば、空中のスペースを上手に利用できます。

オフィスの受付の電話台はどのようなものが良いの?

電話機に手を掛けやすくメモが取りやすい高さ

老舗の大会社でもなければ、最近は無人の受付が多くなりました。来訪した人がすぐわかるよう、電話でコンタクトを取りやすい位置に電話台があることが大切です。SOHO型のオフィスではスペースを取らないコンパクト型に人気があります。部署が多い会社で案内が必要であったりする場合には、メモを取れる程度の余裕がある電話台が心遣いを感じさせます。待合スペースや椅子がある場所では、会社のパンフレットなどが置ける棚付きも重宝されます。
受付の電話台を選ぶ際のチェックポイントは次の通りです。

  • 実際に立ってみて電話が掛けやすく、メモが取りやすい高さ
  • スペースに合った大きさ
  • 電話のタイプに合った大きさ
  • 棚あり・棚なし

素材別・デザインによる価格差

もっとも価格が手ごろなのは、スチールと合板素材の組み合わせです。木製品は重厚な雰囲気が出ますが、価格がやや高めとなります。デザイン的には、フロントパネルなどが付いたり、半円状のサークルカウンタータイプは、おしゃれ度が高い分高価格です。安いものは5000円台から、大型のデラックスタイプは2万円~3万円程度です。

電話台タイプ 価格帯 特徴
コンパクトタイプ 5000~6000円 スチール・合板など
電話機とペン立てがおける
コンパクトタイプ広め 7000~8000円 筆記スペースあり
フロントパネル付き 8000~9000円 2段目が目隠しされているためすっきりとした印象
コーナー型
半円型
10000円~ スタイリッシュ、おしゃれなイメージを演出
木製大型 20000円~ 受付スタッフ配置可能
重厚感あり

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