皆さん日々消費するトイレットペーパーですが、毎日使用するものなので、少しでも安い商品を購入しようと思っていますよね?そこで、今回は業務用トイレットペーパーの価格相場について少し掘り下げてお伝えしたいと思います。また、トイレットペーパーの価格の推移からトイレットペーパーの値段の違いなどを比較検証してみたいと思います。そのほかにもトイレットペーパーの値段をつける際の考え方や計算方法など、トイレットペーパーの価格に隠された秘密を皆様に紹介いたします。
<目次>
トイレットペーパーの価格相場は1ロール25円前後
一般的な会社で使用されている業務用トイレットペーパーの価格相場は1ロール25円前後の製品が多いようです。
業務用トイレットペーパーの特徴としては、シングルの製品が比較的多いという点です。しかし最近はダブルの製品を使用している会社もあるようです。
また、この業務用トイレットペーパーで使用されているシングル製品の特徴として、1ロールあたりの巻いてある紙のメートル数が長いというところがあげられます。一般的な家庭で使用されているダブルの1ロールあたりの長さは25メートル前後の製品が一般的なので、業務用シングルトイレットペーパーはその2倍近くの長さがあります。ウォシュレットが普及している現在、一般の家庭でも単価が安い経済的な業務用シングルトイレットペーパーの使用を検討してみても良いかもしれませんね。以下に業務用トイレットペーパーと家庭用トイレットペーパーの価格と特徴についてまとめました。
特徴 | 価格相場(1ロール) | |
---|---|---|
業務用 |
|
20円~35円 |
家庭用 |
|
25円~35円 |
法人の業務用トイレットペーパー購入は通販が低価格
皆さん普段トイレットペーパーをどこで購入していますか。毎日消費されるものなので、少しでも安く購入したいですよね。結論から言うと、家庭用トイレットペーパーに関してはショッピングサイトで購入するよりもホームセンターなどで購入したほうが安く購入することができます。なぜなら、ショッピングサイトで購入する場合輸送料金がかかってしまうからです。一般的な家庭で一度に購入する量は限られていますので、送料が高くついてしまいます。
それとは反対に、一度に大量購入する業務用トイレットペーパーはショッピングサイトなどを通して購入をしたほうが、比較的安く購入することができます。オフィス用品などを扱っている代理店などに契約している会社もあると思いますが、ショッピングサイトによっては代理店の扱っている製品よりも安い製品を扱っている場合もありますので、一度ショッピングサイトなどで扱っている製品の価格や特徴を把握しておいたほうが良いかもしれません。以下にショッピングサイトとホームセンターでの購入する際のメリット・デメリット・購入スタイルについてまとめました。
メリット | デメリット | 購入スタイル | |
---|---|---|---|
ショッピングサイト |
|
|
一度に大量購入する業務用製品の購入に向いている |
ホームセンター |
|
|
家庭用製品を購入するのに向いている |
トイレットペーパーの値段の違いのわけ
トイレットペーパーの価格は一体どのように決めているのでしょうか。実はトイレットペーパーの小売価格は店舗が独自に決定しています。商品の卸値はメーカーが独自に決めていますが、メーカーが希望小売価格を決定することはしていないようです。
トイレットペーパーにはいろいろな生産技術が使用されています。例えばトイレットペーパーの表面に凹凸をつける「エンボス加工」、花の香りがついている製品、紙を三重に重ねた「トリプル」など様々です。価格もこれらの技術を施す際に生じるコストによって変動すると思われますが、一概にそうとは言い切れないようです。メーカーは製品によって差別化をしており、使用者の好みに合わせた様々なタイプのトイレットペーパーを製造しております。製造過程や製造方法も多岐に分かれますので価格の計算もかなり複雑なものになっているのが現実です。
さらに複雑にしている要因として、上記で説明したメーカーが希望小売価格を設定していないという点です。同じ製品でも小売店によって価格が大きく変動してしまいますので、メーカーの生産コストによる小売価格の違いが分かりづらいという現象が起きています。以下にトイレットペーパーの価格の決定についてまとめました。
- 小売価格はメーカーではなく小売店が決定している
- 製品によって施している加工や技術がバラバラで、値段の決定が複雑になっている
- 卸値はメーカーが独自に決定している
トイレットペーパーの価格推移とその歴史
トイレットペーパーと言ったら誰しも忘れられない事件がありましたよね。1973年11月に起きた「オイルショック事件」です。同年10月に勃発した第四次中東戦争によって、中東の産油国がこれを機会に原油価格の引き上げを行いました。当時の日本は中東の産油国にかなりの割合の原油を依存していました。これらのことが原因で石油製品の高騰が始まります。同時に、トイレットペーパーなどの生活用品の物資不足が生じるかもしれないという国民の中で生活不安が生じてしまい、トイレットペーパーの買いためをする騒動が起きました。これが世にいう「トイレットペーパー騒動」の真相です。当時12~15ロール入りのトイレットペーパーが400円近くまで高騰しました。
その後、日本の高度経済成長と共に一般的なサラリーマンの賃金も上がっていきましたが、トイレットペーパーの値段は緩やかに推移してきました。1990年代に入ってからは今現在の価格と変わらない値段になってきました。1970年代から2015年現在にかけておおよそ2倍の価格に推移してきました。
1970年代 | 2015年現在 | |
トイレットペーパー価格 1パックあたり |
140円前後 | 300円前後 |
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