Pocket

ちょっとしたマーキングに便利な蛍光ペンですが、意外とすぐに乾いてしまうのが欠点。もともと、マーカーとして速乾性が重視されているためですが、まだインクが残っているのに書けなくなるとがっかりしますよね。また、ペンによっては文字がにじんだり、裏写りしたり、インクが漏れてあちこちについてしまったり・・・。ここでは、蛍光ペンにまつわるさまざまなトラブルの解消法を考えてみましょう。

蛍光ペンのインクが出ない……どうする?

ちょっと乾いてしまったときの超簡単対処法

蛍光ペンは引いたラインが汚れにならないように、速乾性のあるインクを使っています。そのため、ほんのちょっとの間キャップをしめ忘れただけでもペン先が乾燥してしまうのです。まだたくさんインクが残っていても、かすれたりインクの出が悪くなった場合には、とりあえず水分を補給してみます。

ペン先が少し乾いているという状態であれば、小さな皿か瓶のふたなどに水を数滴入れて、ペン先が浸るように静かにおきます。ペン先が水分を吸い取ったら、キャップ締めて上向きに。

試し書きしてみると、最初はかなり水っぽく薄まったインクが出ますが、数分置きに試し書きをくり返すことで、購入時に近い状態まで戻すことができます。

ひと晩放置した蛍光ペン どうしたら復活できる?

長時間放置された場合には、ペン先に水分を与えるだけで復活しないことがあります。その際には、2つの方法が考えられます。

  • アルコールを使う
  • 分解してフェルト軸に水分を与える

長時間放置すると、水溶性のインクが途中で固まり、ペン先部分まで下りてこなくなります。消毒用エタノールか無水アルコールをキャップに注ぎ、そのままペンを差してしばらくおきます。キャップは上向きにして半分ほどアルコールを入れてください。数時間後、アルコールがすべてペン先の芯部分に吸い取られたら、試し書きを行ないます。

または、ペン先を分解して、フェルト軸を露出しそこにスポイトで数滴水をたらします。いずれかの方法によって、固まったインクが溶け、再度使えるようになるはずです。

蛍光ペンのインクが漏れている……どうする?

蛍光ペンのインク漏れはなぜ起こる

蛍光ペンはスケルトンのペン軸が多く、中が良く見えます。そこからわかるように、油性やジェルインクが多いボールペンと比較し、非常に粘度が低い水溶性のインクを使っています。そのため、少しでもキャップが外れているとペン先から漏れ出す可能性が高くなります。文具メーカーの公式サイトでも、蛍光ペンを激しく振動させるなどした場合の注意点が記載されています。下向きにペン立に長時間刺しておくと、インクがペン先にたまるため、一時的に大量に出てしまうといったことも起こります。日頃の取り扱いの注意としては、しっかりとキャップを締め、なるべく上向きに保管や持ち運びすることが必要です。

蛍光ペンが漏れてしまったら直す方法はあるの?

蛍光ペンはそれほど複雑な構造をもっているわけではありません。ペン先がゆるくなってインクが漏れやすいとしても、それを改善するのはなかなか困難です。一時的な方法ですが、使う前に上を向けて一度に多くのインクが流れないようにする、しっかりキャップを締めて一度良く振る、などで改善を図っている人もいるようです。また、温度差によっても内部の気圧が変化して漏れやすくなります。根本的なインク漏れ対策にはなりませんが、なるべく温度差がない場所に上向きに立てて置くのがベストです。

蛍光ペンのインクがにじむ……どうする?

次世代蛍光ペン?マーキングテープ

書き文字の場合、使っているペンのインクと蛍光ペンのインクの組み合わせによって、文字が溶けだしたようになることがあります。インクとインクの相性がわかれば回避できますが、例えば万年筆の場合は、どの蛍光ペンを使ってもにじむのは避けられません。油性インク以外のボールペンでも、弱冠のにじみは出てしまうようです。鉛筆で筆記されたものは、既存の蛍光ペンとの相性が良く、にじむことはありません。ジェルインク、万年筆、水溶性インクなどを使う場合には、ペン型のマーキングテープの利用がおススメです。薄い紙でも、裏写りせず、手が汚れることもありません。たくさんのラインを引かなければならない場合にも、紙がよれたりする恐れがないので便利です。

各社からにじまない固形蛍光マーカーが登場

インクジェットプリンターで印刷された書類でも、やはり蛍光ペンでなぞった部分がにじんでしまうことは多いようです。筆記具のときほどではないにしても、にじんで資料が汚れてしまうのは困りもの。見た目も良くありませんし、大切な書類であれば汚したくないですよね。業務によっては、マーキングして人に渡すということもあります。そこでおススメがなのが、固形の蛍光マーカーです。ペン先は従来の蛍光ペンよりも、クレヨンに近いイメージ。メーカーごとに色々な太さの商品がありますので、売り場で試し書きをしてみると良いでしょう。蛍光感があり、ライン自体は従来のペンと変わりません。水分が少ないので、裏写りしないのが特徴です。ただ、クレヨンかすのようなものが多少出ますので、人によっては気になるところかもしれません。

蛍光ペンのインクが服についた……どうする?

白いものなら漂白剤で落とせる

蛍光ペンを胸ポケットに入れたままにして、キャップが落ちていた、あるいは、気づかないうちに袖に色がついてしまった、ということはよくあります。蛍光ペンの色は、ピンクや黄色といったかなり目立つ色。洋服につくとどうしても気になります。真っ白なYシャツのようなものの場合には、漂白系の薬剤で落とすことができます。原液をその部分に落として、しばらく置き、あとは普通に洗剤を入れて洗えばきれいになります。蛍光ペンは水溶性で、油が混ざっていない分、墨汁のようなものよりは比較的処理しやすいといえるでしょう。

色、柄物は慎重に

色、柄物についた蛍光ペンは、普通の漂白剤を使うと生地の色そのものが抜けてしまうため、白物と同じ落とし方はできません。ベンジンや酸素系の漂白剤を試してみてください。この時、念のため裏側の目立たないところに、薬剤をつけて状態を確認します。色が落ちるようであれば、自己処理は危険です。大丈夫なようであれば、白物と同様、蛍光ペンの色がついた部分で色抜き処理を行ないます。酸素系漂白剤を色の付いた部分に多めにつけて置き、あとは普通に洗濯します。ベンジンの場合は、布やコットンに浸み込ませて布に押し付けます。裏表から当てるとより効果的です。

シルクや薄地のブラウスなど、生地が繊細なものはプロに任せた方が安全です。無理をすると、洋服を傷めてしまう恐れがあります。

オフィス用品のご注文ならフォレストウェイ