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皆さんは普段レポート用紙を使用する機会はありますか。レポート用紙の用途や正しい使用方法について知らない人が多く見受けられます。そこで、今回はレポート用紙のサイズやルーズリーフとの違い、執筆する際の正しい文字数などを紹介したいと思います。また、PDFとレポート用紙との関係性なども皆様にお伝えします。皆さんと一緒に、この記事を通してレポート用紙の使い方をおさらいしましょう。

そもそもレポート用紙ってどういうもの?

レポート用紙ってどんな用紙?

レポート用紙は理系の大学で多く利用されています。なぜ理系の大学での利用が盛んなのでしょうか。理系の授業では複雑なグラフや数式を扱うことが多く、パソコンを利用するよりも手書きでまとめたほうがきれいに仕上がるというメリットがあります。またレポート用紙にはいくつか執筆する際のルールがあります。ルールを守る訓練にも使用されています。その他にもレポート用紙の特徴やメリットがあるので以下にまとめます。
・ 複雑なデータをまとめる際に利用される
・ 資料作成の規則を守る訓練になる
・ いろいろなファイルに保管できる
・ パソコンでは表記が難しい記号や図形をまとめる際に利用される
・ 手紙を書く際にレポート用紙が使用されることが多い
・ PDFでの公開に適している

 

以上のようなメリットがあります。また、PDFでレポートを保存するとパソコンの機種に依存することなくA4サイズでレポートを閲覧することができるので、公式な文書などに多く利用されています。以上のことから、レポート用紙とはA4サイズのもので誰かに見てもらうものだといっても良いでしょう。

レポート用紙とルーズリーフを比べてみよう

レポート用紙とルーズリーフは何が違うの?

レポート用紙は一枚一枚はがして使用しますが、ルーズリーフは一枚一枚分かれています。また、ルーズリーフには束縛されない自由な紙という意味があります。ですので、自由に使うのがルーズリーフの使い方です。レポート用紙は報告するという意味がありますので、相手に理解してもらうことが重要です。以下にレポート用紙とルーズリーフの特徴を示します。

レポート用紙 ルーズリーフ
・  一枚一枚用紙をはがして使用する

・  報告する際に使用されることが多い

・  ファイリングに時間がかかる

・  一枚一枚用紙が分かれている

・  自由に使用する紙という意味がある

・  バインダーで簡単に保管できる

ルーズリーフは誰かに提出をしたりしませんので、データや文章をどのようにまとめても良いのが魅力ですね。同じ紙ですがレポート用紙とルーズリーフは使用用途が真逆といっても良いです。

レポート用紙のサイズにはどういうものがある?

レポート用紙のサイズの種類を教えて!

レポート用紙のサイズは基本的にA4とB5の2種類です。正式な報告書や論文などはAサイズを使用することに決められているので、基本的にはA4サイズを使用することが多いです。B5サイズは報告書や論文に使用することには向いていませんので、メモ代わりに使用している人や手紙を書く人が多く見受けられます。また、メーカーによってはA3やB6といったサイズのレポート用紙も販売されています。以下にレポート用紙のサイズについてまとめます。

・ A4サイズは正式な論文や報告書を執筆する際に使用される
・ B5サイズは私的な内容を書く際に多く使用されている
・ A3やB6といったサイズのレポート用紙も販売されている

レポート用紙を使用する際は国際基準で推奨されているA4サイズを選ぶことをお勧めします。

レポート用紙を効果的に使おう!

レポート用紙を使いこなそう

レポート用紙を正しく使うのは難しそうと感じている人がいると思います。ですが、意外とレポート用紙を使いこなすことはそんなに難しくはありません。論文や報告書は相手に事実を伝えるために作成しますので、レポート作成のルールさえ守れば研究内容の出来は関係ありません。逆を言えばどんなに素晴らしい研究内容でも論文を書く際のルールを無視してしまったら、意味がありません。レポートで資料を作成する際のルールは難しいものではありませんのでしっかりと覚えておきましょう。以下にレポート作成の注意事項を示します。

・ 表紙に自分の名前と題名を載せる
・ ページ数を入れる
・ 文体を統一する(例:ですます調、である調)
・ ページの上下左右の余白を1.5cm程度確保する
・ 鉛筆ではなくインクを使用する
・ 参考文献を使用した場合はページの最後にどのような書籍を参考にしたかを載せる

少なくとも以上の点に注意していれば、審査をパスできます。レポートは小説などの文芸書ではありませんので特別な才能がなくても良いものが作れます。レポート用紙はルールを守ることができる人間かどうかを図る物差しのようなものですので、誠実な資料作成を心がけましょう。

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