文房具は使い勝手が非常に重要です。必要な書類やルーズリーフを自由に組み合わせることができるバインダーはとても便利ですが、なかにはバインダーよりも手軽に使えるルーズリーフ・ノートを選ぶ人も多いようです。また、文房具は見た目もとても重要なので、おしゃれな物を持ちたいという人には革製のバインダーもおすすめです。一口にバインダーと言っても様々な種類があるので用途や使い勝手を考えた上で選びましょう。
<目次>
ルーズリーフ・ノートとバインダーの違い
ルーズリーフ・ノートとバインダーの異なる点は?
ルーズリーフ・ノートもバインダーも便利な文房具ですが、決定的な違いはルーズリーフ・ノートでは一度切り離ししてしまったら元には戻せませんが、バインダーであれば、穴の空いたルーズリーフを使用すればリングの開け閉めが行えるので、自在にノートの抜き差しが行えるという点です。常に書類を整理して必要なノートだけを持ち歩きたいという人には、バインダーが向いているでしょう。逆に、頻繁に持ち歩くのでかさばるのが嫌だという人には、ルーズリーフ・ノートが向いていると言えます。
ルーズリーフ・ノートとバインダーはどちらが便利なの?
ルーズリーフ・ノートとバインダーは似たような使い方ができますが、それぞれメリットやデメリットがあるようです。それらを比較してみましょう。
ルーズリーフ・ノートのメリット | バインダーのメリット |
---|---|
・まとまっているので管理がしやすい ・バラバラにならないのでなくさない |
・ノートの抜き差しが可能 ・長く使えば低コスト |
ルーズリーフ・ノートのデメリット | バインダーのデメリット |
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・内容を後から整理できない ・切り離した時に切れ端がボロボロになる |
・ノートに比べてかさばる ・重たい |
ルーズリーフ・ノートとバインダーのそれぞれの使用例について見てみましょう。まずルーズリーフ・ノートですが、学校の授業でノートをとる際はバインダーよりもルーズリーフ・ノートの方が適していると言えます。バインダーはハードカバー仕様なうえに、ルーズリーフ・ノートに比べてリングが大きいので、利き腕や左右のページによっては書き難く感じてしまう人もいるかもしれません。そういった意味では、授業のみならずメモをとる時なども、ルーズリーフ・ノートの方が使い勝手が良さそうです。ルーズリーフ・ノートは書き込むという使い方に対して、バインダーは書いた内容を綺麗に整理して、管理をするという使い方が適しているのかもしれません。
バインダーにはどんな種類がある?
スタンダードなバインダーってどんなタイプなの?
一般的に使用されているバインダーとして、MPバインダーとリングバインダーがあります。まずはMPバインダーの構造と特徴ですが、大きな特徴はリングの綴じ具にあります。左右から互い違いに交差しているので、一度ルーズリーフを挟んだら誤ってバラバラになってしまうという心配がありません。より確実に書類やノートを管理したいという人には、MPバインダーがおすすめです。続いてリングバインダーですが、綴じ具がMPバインダーとは異なり、リングが中央で噛み合わさる仕組みになっています。容易にルーズリーフを抜き差しして整理することができますが、MPバインダーに比べてリングが外れやすいというデメリットがあります。
ちょっと個性的なバインダーが欲しい場合はコレ
バインダーにも個性的なものが幾つかありますが、そのひとつがコガネ式バインダーです。耳慣れない人も多いかとは思いますが、構造としてはリングが付いておらず、中央にルーズリーフを綴るための金具が付いていて、金具の綴じ具を開いてルーズリーフを挟んで保管するという仕組みです。続いてはスライド式のバインダーですが、リングではなく棒状の留め具が連なっており、その開閉用のレールをスライドさせてノートの抜き差しをするというバインダーです。見た目がスマートで、使い方も単純・簡単なので、リングバインダーほどではありませんが、愛用者がとても多いバインダーです。
便利な機能がある、おすすめのバインダーの紹介
一度使うと手放せない、仕事がはかどるバインダー
文房具は便利であるということが非常に重要な要素ですが、バインダーにも便利な機能が付いたものがあります。まずはインデックスタブが付いたバインダーです。ノートに付箋で目印を作って、インデックスタブを自作するという方法もありますが、バインダーのカバーが山状になっているので、一目で目的のページを見つけて辿り着くことができます。自作のインデックスタブも簡単に作ることができますが、見た目のスタイリッシュさも重視したい人には、インデックスタブが付いたバインダーがおすすめです。また、大量の書類を保管したいという場合には、背幅の広いバインダーがおすすめです。背幅が広ければより多くの枚数を収納できるだけではなく、背幅にタイトルを書きやすいというメリットもあります。
バインダーは安全性も重要
大事な書類やノートを安全に保管するという意味でも使われているバインダーですが、万が一落としてしまった時に書類がバラバラになってしまうのを防ぐために、カバーに留め具が付いているというバインダーもあります。さらに、書類を水濡れから守るためにPPくるみ表紙のバインダーもあります。水濡れ防止だけではなく、大切な書類を長期間安全に保管したいという人にもおすすめです。
革製のおしゃれなバインダーもある?
バインダーは使い心地同様に見た目も大事
文具におしゃれなデザインを求める人はとても多いようです。おしゃれにも様々な種類があり、かわいいものからスタイリッシュで高級感が漂うものまであります。バインダーにも高級感が欲しいという人におすすめなのが、革製のバインダーです。革製のバインダーは主にリングバインダーかMPバインダーに分かれます。気になる価格ですが、安価なものでは2,000円台から購入することができますが、高価なものになると30,000円台になることもあります。上質な本皮を使用しており、ワンランク上のバインダーが欲しいという人にもおすすめです。贈り物としても喜ばれるバインダーです。
革製バインダーのメリットとは
革製のバインダーは通常のバインダーに比べると上品な印象を与えるので、書類の保管や整理だけではなく、ビジネスマンの間で商談の際にも使われています。文房具の印象はとても重要なので、使用用途のみならずデザインやスタイルにもこだわりたいところです。通常の一般的なバインダーは長い間使っていると愛着は湧いてきますが、カバーがかけたり汚れてきたりします。しかし、革製のバインダーであれば、経年変化が味となって表れてくるということも大きなメリットです。革が柔らかくなって手に馴染んできた頃には、風合いもさらに深みが増していることでしょう。
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