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オフィスでは取り入れられていることの多いブラインド。定期的に掃除をおこなっていますか?「ブラインドって、拭き取りづらくて掃除が面倒…」というあなたに、ここではブラインドの上手な洗浄方法や、掃除に便利な機械・グッズ・洗剤をご紹介します。
ブラインドがキレイになると窓辺が一段と明るくなり、オフィスの居心地がアップすること間違いなし!
オフィスだけではなく、家庭でも役に立つブラインド掃除について、ぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

ブラインドの上手な洗浄方法と掃除のコツ

ブラインドを掃除する場合、汚れ具合によってブラインドをかけたままか、ブラインドを外して掃除するかを、まず決める必要があります

普段のお手入れや、汚れが軽い場合は、かけたままで十分。
何年も掃除をしていない状態のブラインドや、タバコのヤニがこびりついているようなブラインドは、少し面倒ですが外して掃除をおこないましょう。大掃除の時にも、外して掃除をするのがおすすめですよ。

ブラインドをかけたままで洗浄する2つの方法

ブラインドをかけたままでキレイにする方法には2つあります。
それは

  • ホコリをとる
  • 拭く

です。
ホコリはハンディタイプのモップや掃除機、乾いた雑巾などを使って、丁寧に取り除くのが◎。ブラインドに沿って、横方向にホコリを取っていくのがポイントです。
表面はもちろん、裏側も忘れずにお掃除してくださいね。

ホコリが取れたら、スプレータイプの洗剤(重曹を水に溶かしたものもおすすめ)をブラインド全体にまんべんなくかけて、20?30分ほど放置します。そして、時間をおくことで浮いてきた汚れを、水で絞った雑巾などでしっかりと拭き上げれば完成です。ブラインドの羽根は、柔らかく傷つきやすい素材でできているため、ゴシゴシと力を入れてこするのは禁物。羽根が曲がってしまう原因になるため、とりわけ注意しましょう。

良く言われることですが、拭き上げる際には、軍手を使うのもいいですね。ブラインドの羽根を挟むように拭けて便利な上、手を保護してくれる点もメリット。下にビニール手袋をはめておくとなおGOODです。

ブラインドを外して丸洗い。正しい掃除の方法

一方、ブラインドを外してキレイにする方法は、ずばり「丸洗い」です。

汚れがかなり蓄積されている場合、拭き掃除ではかなり時間がかかってしまうため、取り外して洗うのが効率的。取り外し方は、取り扱い説明書やメーカーのホームページなどに掲載されていますので、わからない場合は参照しましょう。

以下に丸洗いの仕方を記しますので、ご参考になさってくださいね。

  1. 少し広めのスペースにブルーシートなどを敷いて、その上にブラインドを広げる
  2. ブラインド全体(ヘッドボックスは避ける)を水で濡らす
  3. 羽根の向きを揃えたら、洗剤をスプレーでむらなく散布
  4. 羽根が重ならないように広げながら、スポンジかブラシでこすり洗いする
  5. 水でキレイにすすぐ
  6. ゆるみのないように畳んで立て、水切り
  7. ヘッドボックスの中が乾いているかどうかを確認し(水分が残っていたらドライヤーで乾かした後)、取り付け
  8. 自然乾燥

以上です。
丸洗いする場合は、羽根だけでなく昇降コードやラダーコード(羽根の間の紐)も洗うとさらにキレイになって◎。手間はかかりますが、ブラインドが一気にスッキリとして気持ちがいいですよ。

ブラインド洗浄に使える洗浄機と洗浄用洗剤

ブラインド洗浄におすすめの2つの機械

「ブラインド洗浄に使える機械ってあるの?」とお探しの方に、おすすめを少しだけご紹介します。

回転式電動ダスター
くるくる回転しながらホコリをからめとる機械。コードレスのものなら、高い所にあるブラインド掃除も簡単ですね。こちらはパソコンのキーボードにも使えて便利。本体価格は1000円前後です。

エアコンブラシクリーナー
家庭用エアコン向けですが、ブラインドにも使用できます。掃除機につけるタイプのクリーナーです。こちらも本体価格1000円前後とお手頃です。

ブラインド洗浄に使える便利なグッズ

ブラインド掃除の際には、便利グッズの力も借りましょう。専門の掃除グッズもいくつか出ていますが、身の回りにも使える物がないか探してみてはいかがでしょうか。
前出の軍手の他にも、

  • 使い古したストッキング
  • メラミンスポンジ
  • フローリングワイパー用のドライタイプのシート

などは、どこの家庭にもありそうですね。
また100円ショップで入手できる、

  • ブラインドの羽根を挟める掃除グッズ
  • マイクロファイバーの雑巾や手袋

といったものも便利でおすすめです。

ブラインドを洗浄するときの洗剤は家庭用洗剤で十分

ブラインド洗浄に使用する洗剤は、一般の家庭用洗剤(中性洗剤)でOK。重曹水や重曹クリーナーも、汚れ落ちが良くおすすめです。

重曹水の作り方は、スプレーボトルに重曹小さじ1杯を入れて、水100mlを加えたら良く振り、重曹を溶かすだけ。重曹は工業用のもので十分です。

油汚れがひどい場合には、アルカリ性洗剤を少し加えて乳化力を高めると汚れが落ちやすくなります。ただし、塗装がはがれる可能性もありますので加減してくださいね。

ブラインド洗浄業者。確実に洗浄できて価格は約1000円/㎡

ブラインド洗浄は、専門業者に依頼する方法もあります。油汚れがひどい場合や、ブラインドの数が非常に多い、といった場合におすすめ。超音波や特殊な洗剤を使って、ブラインドを確実にキレイにしてくれますよ。

多くの専門業者では、ブラインドを工場で洗浄するのもポイント。オフィスでの作業は取り外し・取り付けのみのため、営業への影響も少ないですね。超音波を使った洗浄機では、ミクロレベルの汚れまで落とせるといい、羽根はもちろん紐や隙間の汚れまでがスッキリ。ブラインドの寿命も伸ばすことが可能です。

価格については、平米単位の場合が多く、1平米あたり1000円前後。取り付け・取り外しについては別途料金が発生します。業者によってクリーニング内容はまちまちなため、複数の見積りをとって検討するのがいいでしょう。

ブラインドの洗浄頻度は3ヶ月に1回。買い替えは5~10年程度

ブラインドの汚れを放置しておくと、端の方がさびたり、塗装がはげることも。ブラインドを長持ちさせるためにも、週に1回程度のホコリ落としを習慣にしてはいかがでしょうか

拭き掃除は、使用状況にもよりますが、季節に1回程度はおこないたいもの。こまめにホコリを落としていても徐々に汚れてしまいますので、汚れがこびりつかないよう定期的なスケジュールを立てておくことをおすすめします。

また、ブラインドの寿命については、メーカーでは5~10年ほどを目安としているようです。ブラインドの素材や使用状況にもよりますが、定期的なクリーニングや必要な修理をおこなえば、買い替えも少なくて済みますよ。

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