オリジナルのキーホルダーを作りたいけど詳しい作り方や手順が知りたいと思っている人は多いようです。またキーホルダーと一口に言っても革を使用したものやプラバンタイプ、布やフェルトなど様ですが、ここでは革をはじめ布やフェルト、プラバンやレジンなどを使ったオリジナルキーホルダーの作り方について詳しく解説をしていきます。オリジナルのキーホルダーを作りたいと考えている人はぜひとも参考にしてみてください。
<目次>
自分だけの革のキーホルダーの作り方
革のキーホルダーは意外と簡単に作れる!?
革のキーホルダーは、使えば使うほど味が出てきて愛着も湧いてきます。手作りで革のキーホルダーを作りたいと思っている人も多いようですが、ここではいくつかのポイントを紹介していきます。
革のキーホルダーと言っても様々なタイプがあるので、まずはどんなタイプのキーホルダーを作ろうとしているのかを明確にしておくことが大切です。
その後はそのキーホルダーに合った革を選びますが、革選びはとても重要です。ホームセンターなどで売られている革は大抵が0.5ミリ単位で売られています。最初から厚さ3ミリの分厚い革は工作的に難しいので、まずは薄い革から試していくといいでしょう。
革のキーホルダーの作り方の手順
革のキーホルダーの実際の作り方の手順ですが、作りたいキーホルダーのタイプが決まったら革を型どります。
型どる際はしっかりと寸法を整える必要があるので、定規を使用して下書きをしてからくり抜きます。くり抜く際はレザークラフト用のカッターがあればベストですが、市販で売られている通常のカッターでも問題ありません。
革をカットしたら、トコノールを革の裏側に塗ります。ある程度乾いてきたら、ヘリで擦ります。表面の毛羽立ちが無くなるまで行いましょう。
その後はステッチンググルーバーなどでぬ縫い目を開ける溝を掘っていきます。デザインに合わせて金具などを付けて縫い目に沿って糸を通して出来上がりです。革によってはなかなか針が通らないので太めの針を使うことをオススメします。
縫い終わったら再度トコノールを塗って磨けば完成です。最初は大変ですが、慣れてくるに従ってコツを掴めるはずです。
自分だけのフェルトや布のキーホルダーの作り方
フェルトや布を使ったキーホルダーの作り方のポイント
次はフェルトや布を使ったキーホルダーですが、初心者の方からすると革に比べたら比較的作りやすいかもしれません。
革と同様に、まずはどんなキーホルダーを作りたいのかイメージをしっかりと明確にすることが重要です。失敗する確率が高い作り方は闇雲に作ることです。フェルトであれば素材自体にボリューム感があるので、好きな形に切り取るだけも十分素敵なキーホルダーが出来るでしょう。
裁縫して細かいデザインにもこだわりたい場合は、布の使用もオススメです。作りたいデザインが決まったら早速作業にとりかかりましょう。
フェルトや布のキーホルダーの作り方の手順
まず初めに、布やフェルトを使ったキーホルダーを作る際に必要なものですが、下記のようになります。
- フェルトor布
- マチ針
- ピンセット
- 手芸用のわた(デザインによって)
- 型紙(画用紙でOK)
手作りのキーホルダーは使用する素材の型取りがとても重要な作業になります。
作業の手順ですが、まずは作りたいデザインに合わせて型紙にデッサンを描きます。あまりアバウトになりすぎないようにするためにも定規を使用することをオススメします。型紙が完成したらカットして、それに合わせてフェルトや布をカットします。縫い目を付けてデザインによっては手芸用の綿詰めをします。周囲を縫って完成です。
比較的短時間で出来るので、革と同様に何度も作業するとコツを掴めるので数をこなすことをオススメします。
検証!100均素材でも十分キーホルダーを作れるのか
100均素材でも一手間かければ立派なキーホルダーが出来る!
100均素材でオリジナルキーホルダーが作りたいという方にオススメしたい素材はプラバンです。作り方によってはクオリティが高いものができるので、物づくりが好きな人にはプラバンをオススメしたいです。作り方は至ってシンプルです。用意するものは以下のとおりです。
- アクリル板
- 油性マジック
- アクリル絵の具(色付きのマジックでもOK)
- アルミホイール
- 厚めの本
作業の手順ですが、まずは黒いマジックでアクリル板にデッサン画を描きます。写し描きもオススメです。それに合わせて色を塗っていきます。完全に乾いたら、アルミホイールを敷いたオーブントースターで焼きます(30秒程温めておきましょう)。オーブントースターに入れると5秒ほどで縮みます。
ある程度縮んだらオーブントースターから出して厚手の本の間に挟んで上から押し込み、プラバンを平らにして完成です。オーブントースターで焼くと色が濃くなるので色の塗は薄めにしておくのがポイントです。
100均素材でもこんなに豪華なキーホルダーが出来る!
プラバンよりも凝った物を作りたいという人にオススメなのがレジンです。少々手間がかかりますがその分仕上がりが豪華です。準備するものは下記のとおりです。
- レジン
- キーホルダーの土台
- 台紙
- 埋め込むアクセサリー
- ボンド
作り方の手順ですが、まずはキーホルダーの土台となるチャームにボンドを塗ります。チャーム上でムラにならないように、爪楊枝のようなもので均等に伸ばしましょう。ボンドの上に型どった台紙を乗せます。
ボンドが完全に固まったら、いよいよレジンを塗ります。レジンもムラができないように均等にのましましょう。レジンの上に埋め込みたいアクセサリーを乗せて、その上からさらにレジンを塗ります。横から見るとふっくらするくらいが丁度いい量です。作業自体はこれで終了。後はそのまま放置して固まったら完成です!
キーホルダー作りに役立つキットを紹介
コレがあればキーホルダー作りも簡単!
一からキーホルダーのデザインや制作をするのは大変、だけどオリジナルのキーホルダーが欲しいという人にオススメなのが、オリジナルキーホルダーキットです。
写真や画像、イラストなどを指定の形や大きさに切って差し込むだけで自分だけのオリジナルキーホルダーが完成してしまいます。仮に飽きた場合でも、その都度中身を差し替えるだけで新たなデザインを楽しめるのもキットの魅力です。
フレームも丸型や四角、ハート型など様々なタイプがあるようです。価格もフレームが3枚入って700円程度とお手頃なのも嬉しいです。
もっと拘りたい人にオススメのキット
キットを使ってもっとデザインにこだわりたいという人は金具選びにもこだわっているようです。アンティーク風の金具や、カラフルな紐状の留め具もあるので、キットのデザインに合わせて付け替えても楽しいでしょう。
キットはプラスチックのものが多いですが、革製品もあるので気になる方は大手のホームセンターやネットショッピングで探してみてはいかがでしょうか。組み合わせによっては何通りも出来てしまうので、様々なキットを購入して色んな組み合わせを試してみるのもオススメです。
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