梱包材でおなじみのプチプチ。つぶし出すとついハマっちゃうという人も多いようです。でもあれって本当の名前は何?大量に注文する時、正式名称は何で探せば良いのかご存知ですか?コワレモノを正しく梱包するには、どちらを裏表にすれば良いのでしょう。そんなプチプチにまつわる疑問点をしっかり解決。効果的なプチプチ活用法を学んでいきます。
商品 | サイズ | 商品詳細 |
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川上産業 プチプチd35コアレス | 1200mm×42m | 詳しくはこちら |
川上産業 プチプチd35コアレス 2巻入 | 600mm×42m | 詳しくはこちら |
川上産業 プチプチd35コアレス 4巻入 | 300mm×42m | 詳しくはこちら |
川上産業 プチプチ#37(小巻タイプ) | 1200mm×10m | 詳しくはこちら |
<目次>
プチプチの裏表はどちらか、正しい包み方を徹底解説
実はどっちを内側にしても緩衝に差はない
プチプチを使って包装をしようとしたとき、悩んでしまうのが裏表。あのふくらんだ方は内側、外側どちらにするのが正しいのでしょうか。実は、梱包の仕方には特に決まりはありません。どちら側を利用しても、衝撃の緩和に差はないとされています。包むものや、包装した後の状況によって、凹凸面を変えるのが良いでしょう。
例えば、良くある例がパソコンにつけるメモリなどの微細な部品です。小さな突起物があったりするので、ふくらみを内側にするとひっかかって壊れる恐れがあります。このような場合には、凸面を外側にして包みます。
一般的には内側にプチプチ。梱包の注意点
プチプチで包装されたものが届けられると、凸面を内側にしている事が多い気がします。一般的には包装した後テープで留めるため、平面が外側にすることが多いようです。フィルムや、柔軟な紙類などは、プチプチの圧迫痕でも丸く型がついてしまうことがあります。このような場合には、凸面は外側にした方が良いでしょう。
また、封筒の形にする場合、凸面が中にあると物品がひっかかり入れづらくなります。角のあるモノを包む場合も、内側に空気の粒があると包みにくいものです。反対に、ビン類など曲面があり、固くて割れやすいものは凸面が内側の方が、空気の粒と粒の間にすき間ができないので、安心ですね。
凸面外側が良いもの |
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凸面内側が良いもの |
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プチプチの正式名称は気泡緩衝材。他にも色々呼び名はある
プチプチは登録商標。本当の名前は気泡緩衝材
わかりやすく、誰にでも伝わるのでつい「プチプチ」と呼んでしまいますが、これは川上産業の登録商標です。正式名称は気泡緩衝材、またはポリエチレン気泡緩衝材といいます。実はこの気泡緩衝材の発明は、偶然の産物です。1957年、アメリカの二人の技術者が簡単に洗浄できる壁紙を作ろうとしたところ、過程を誤りビニールシートに気泡ができてしまいました。これが、緩衝材として効果的であることに気づき、1960年シールド・エア・コーポレーション を設立、「Bubble Wrap」として販売されたのです。
現在の作り方は、フィルムをエアコンプレッサーに投入し、ローラーでフィルムを凸状にします。それにもう一枚フィルムを張りつけて出来上がり、という製造過程を経ます。ほとんどが自動化され、大きなロールに巻き取られて出てきます。製造の工程も、誕生当時とはずいぶんと様子が変わったことでしょう。
プチプチの他の呼び方。たくさんあるけどやっぱり一番はプチプチ
プチプチが川上産業の製品であることを先に述べましたが、気泡緩衝材には他に、エアセルマット、プチプチ・エアキャップ・ミナパック・キャプロン等が、各メーカーから出されています。一般名称化している「プチプチ」で先陣を走っている川上産業は、プチプチの新しい可能性を追求し続けています。「プチプチ文化研究所」というプチプチに特化したシンクタンクを設立し、ゲーム業界とのコラボレーションにまで及んでいます。気泡緩衝材という正式名称は理解しますが、やはり慣れ親しんでいる「プチプチ」という呼び名からはなかなか離れられませんよね。
プチプチは量販店、100均、通販でも売っている。
以前は商業用、工業製品の出荷用として一般には手に入りにくかったプチプチですが、今はホームセンター、量販店、100均でも売られています。実はプチプチには多彩な種類があります。原料となっているポリエチレンの厚さによって強さが決まるため、包むものを考えて購入する必要があります。また、専門店には粒の大きさの異なるプチプチがそろっており、静電気防止など機能が付加された製品もあります。
プチプチの粒の大きさ
サイズ(数字が大きい程粒が大きい) | 粒の直径mm | 粒の高さmm | 備考 |
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#20 | 7mm | 2.5mm | しなやかで扱いやすく、かさばらない小粒タイプ。軽量物の保護に最適。 |
#38 | 10mm | 4mm | 幅広い用途に使用できる一般的なサイズ。 |
#60 | 20mm | 8mm | 重量のある物や壊れやすい物の梱包に適した大粒タイプ。底敷きにもおすすめ。 |
#80 | 32mm | 13mm | 特大粒タイプ。重量物の梱包、かさ上げや充填材としても最適。 |
べたなのはホームセンター。大量購入なら通販で
プチプチを買う場合、どこで購入すれば良いのでしょうか?幅、材質により価格はさまざまです。100円ショップでは気軽に買えますが、サイズが限られており割高となります。
定期的に大量消費する場合は、ロールで購入するのがお得です。ホームセンター以外では、ネットオークション、通販サイトでも手に入ります。数十ロールでワンセットとして販売しているショップも多く、単品で購入するよりもかなりお得です。また、ネット上では、プチプチを使った製品も豊富にあり、サーフィンボードケースのような大型商品から、CD用プチプチ袋100枚組なども見られます。
商品 | サイズ | 商品詳細 |
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国内メーカー製造 エアークッション | 300mm×20m | 詳しくはこちら |
国内メーカー製造 エアークッション | 600mm×20m | 詳しくはこちら |
国内メーカー製造 エアークッション | 900mm×10m | 詳しくはこちら |
川上産業 プチプチ#37(小巻) | 1200mm×10m | 詳しくはこちら |
都市伝説?梱包用のハート型プチプチの真相
プチプチの中のハートを見つけると幸せになれるらしい
プチプチの都市伝説となっているのが、ハート型の粒。実際に、川上産業株式会社の「プチプチ」の粒には、約1万個に1個以上の割合で、ハート型の粒が隠れています。見つけた人に「プチハッピー」を感じてほしいという、企業からの遊び心いっぱいの愛です。
本当にあるの?見つけた人なんているの?ということなのですが、twitterの投稿には「見つけた!」という画像が続々と投稿されています。一般的なサイズで考えれば、約1mにつき1個、当たる確率があります。頑張って探してみれば、案外プチハッピーに出会うことができるかもしれませんね。
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