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空気清浄機を正常に作動させるためには、定期的に掃除を行いましょう。掃除する箇所はフィルター、パネル、水タンクとありますが、汚れたまま放置してしまうと故障や病気など、思わぬトラブルの原因となってしまいます。ここでは、空気清浄機を清潔に保って使用するための掃除方法や、頑固な汚れの対処法について解説をしていきます。

空気清浄機の掃除、さぼるとこんなトラブルがある

掃除をしないとどうなるの?

空気清浄機は定期的に掃除が必要ですが、掃除をさぼってしまうと思いもよらないトラブルを招いてしまいます。空気清浄機内のフィルターは必ず掃除が必要な場所ですが、これをさぼってしまうとフィルターは目詰まりを起こしてしまいます。フィルターが目詰まりを起こしてしまうと、常に埃を感知している状態になってしまい、空気清浄機も常にフル稼働している状態となり、結果として電気代が上るのです。また、フィルターが目詰まりを起こしたままだと空気清浄機そのものが清潔ではないため、部屋の空気が綺麗にならないので全く意味を成さないので。必ず定期的に掃除を行い、フィルターを清潔に保ちましょう。

故障や病気に繋がることもある

フィルターの掃除をせずに汚れたまま使用していると故障の原因にもなります。異常な音や振動を起こすようになってしまい、空気清浄機本体が熱を帯びてしまい、焼け焦げたような臭いがしてしまうということもあるので、このような症状が出たら(このような症状が出る前に)定期的に掃除を行いましょう。また、フィルターが汚れたまま使用していると汚れた空気を循環させてしまうので病気になってしまうケースもあります。特にハウスダストでお悩みの方は注意が必要です。

どれくらいの頻度で空気清浄機を掃除したほうがいい?

具体的な掃除箇所と頻度について

フィルターの掃除頻度は、お使いの空気清浄機の説明書に記載してある頻度で行う必要があります。フィルターの掃除方法も、基本的には説明書に書いてあるとおりに行いましょう。また、空気の出口でもあるパネルも埃が付着しやすいので、定期的に掃除を行いましょう。パネルは気がついたらその都度、掃除してあげてもいいでしょう。空気の汚れ具合によっても異なりますが、1日で埃が溜まってしまうこともあるのでパネルは毎日掃除をしても良いかもしれません。基本的な注意点ですが、掃除をする際は電源を落としてから行いましょう。

空気清浄機の設置場所や機種によって頻度は異なる

空気清浄機は設置場所によって汚れ具合が変わってくるので、フィルターやパネルの掃除頻度も柔軟に対応しましょう。花粉症対策に空気清浄機を活用している人も多いようですが、このような場合は毎日フィルターやパネルの掃除を行ってもいいでしょう。ブラシでゴシゴシと擦ったりしない限り掃除のやり過ぎということはないので、時期や設置場所、お使いになっている空気清浄機の機種によって柔軟な対応を行いましょう。

空気清浄機のフィルターの掃除はこうやってする

フィルター掃除の手順

空気清浄機のフィルター掃除の手順は機種によって異なりますが、大抵どの機種でもフィルターは簡単に外せるようになっています。掃除方法は様々ですが、最も簡単な方法としましては掃除機で汚れを吸い取るという方法です。掃除機では汚れが取りきれないという場合は雑巾や柔らかめのタワシ、埃取りを使って落としていきましょう。水で洗い流しながら擦ることで大抵の埃は落とせるはずです。長い間掃除をさぼってしまうと汚れも落ちにくくなってしまうので、そういう場合は中性洗剤を使って汚れを浮かせて落としましょう。

頑固な汚れの落とし方

中性洗剤を使ってもなかなか落ちない頑固な汚れは、浸け置きが有効です。使用する洗剤も、強力なワイドマジックリンのような浸け置きタイプの洗剤がオススメです。お湯のなかにフィルターと洗剤を投入して1時間程浸けます。取り出すとおそらくお湯が真っ黒の状態になっており、フィルターの汚れは綺麗に落ちているはずです。取り出したらお湯で洗浄して、天日干しで乾燥させてください。フィルターは柔らかくてボロボロになりやすいので、強くゴシゴシと擦るのはNGです。もしボロボロになってしまったら、フィルターとして機能しないので新しいフィルターを購入しましょう。

空気清浄機の水タンクの掃除はこうやってする

水タンク掃除の手順

空気清浄機の水タンクはすぐに汚れてしまうので、一定の頻度で掃除を行いましょう。特に夏場はカビが生えてしまうので、要注意です。水タンクの容器がぬめり出す前に行いたいところです。水タンクの外し方ですが、こちらもフィルター同様に機種によって異なりますが、簡単に外すことができるので、洗剤を使って完全にぬめりが取れるまで丸洗いしましょう。使用するものはスポンジと通常の食器用洗剤があれば問題ないでしょう。水タンクも掃除をさぼってしまうと汚れだけではなく、臭いも大変なことになってしまうので定期的に掃除を行いましょう。

頑固な汚れの落とし方

水タンクがかなり汚れてしまっている時は、通常の食器用洗剤ではぬめりや水垢が落ちにくいので、クエン酸入りの洗剤を使用したほうがいいでしょう。あまりに汚れが酷い場合は、大きなバケツを用意して、クエン酸が入ったお湯に1時間程浸けておくと効果的です。なかには水タンクの存在すら知らなかったという人もいるようですが、掃除しないと臭いばかりでなく、衛生的にも良くないので定期的に掃除を行いましょう。

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