梱包や引越し、段ボールをとめるのに使うガムテープですが、意外なことガムテープにも種類があるんです。通販サイトやホームセンターなどでガムテープがいくつもあって焦ったことありませんか。ここでは、ガムテープの種類にはどのようなものがあるのか、引越しなどではどの種類のガムテープを使うのが最適なのかまとめてみました。
<目次>
ガムテープの種類と違いのまとめ
ガムテープにはいろいろな種類がある
ひとくちにガムテープといっても、意外と種類がたくさんあります。
材質で考えると
- クラフト(紙)製
- OPP製
- 布製
など、また使用用途によって種類が分かれている場合もあり
- 開封判別用
- 梱包用
- 屋外用
などがあります。特殊なものとして業務用で塗装用や医療用、養成テープなど普段の生活ではなかなか使わないような種類のガムテープもあるのです。もうなんだかよくわかんないですよね。でもそれだけ用途などに合わせて最適なガムテープが作られていますから、用途をしっかり考えてガムテープを選びことが大事なのです。それでは実際に違いを見ていきましょう。
材質の違いによるガムテープの種類の違い
ガムテープの種類 | 特徴 |
---|---|
クラフト(紙)テープ |
|
布テープ |
|
OPPテープ |
|
使用用途の違いによるガムテープの種類の違い
ガムテープの種類 | 特徴 |
---|---|
開封判別用ガムテープ | 無断開封を防止するために開封後に後が残るようになっている |
梱包用ガムテープ | ダンボールなどに封をするときに使う |
塗装用ガムテープ | 塗装の際に塗料がつくと困るところに予め貼っておく |
屋外用ガムテープ | 防水性などの機能があって屋外での使用に耐えられる |
養成テープ |
|
セロテープとガムテープの違い。ガムテープの代用はできないのか
ただ貼るだけならセロテープでもいいのではないかと思う方もいるでしょう。
セロテープとガムテープは二つの点で違いがあります。それは接着力と耐久性です。セロテープは紙などを貼るにはいいですが、重量のあるものを支えることはできません。また、セロテープは劣化が早いのではがれてしまいますし、色も変わってしまいます。あくまでセロテープは一時使用向けといえるでしょう。
引っ越しや書類、用途によってガムテープは使い分ける
ガムテープを選ぶときは、用途によって使い分けることが大事です。また、その用途によって色分けをした方がいい場合もあります。
引っ越しの梱包には布製のガムテープ
引っ越しでは荷造りをする際にガムテープを使います。向いているガムテープは重量のあるダンボールをパッキングしても耐えられる布製がいいでしょう。貼るときは段ボールの底に十字に貼ると強度が増します。
書類に封をするなら紙製のガムテープ
書類に封をする場合に向いているガムテープは紙製がおすすめです。軽いですし、表面がつるつるなので見た目も美しく封ができます。さらにきれいさにこだわるなら透明のOPPテープがいいでしょう。
カラーガムテープは色の種類によってこう使い分ける
ガムテープというとベージュ色が一般的ですが、実はいろいろな色があります。
カラーテープは色分けのために便利に使われているようです。カラーガムテープを使いべきタイミングをいくつか紹介します。
タイミング1 背張り
ノートや冊子などを立てて収納する際に分類が一目で分かるように綴じ部分に貼ります。色の使い方は自由です。
タイミング2 引っ越し
引っ越し時の荷造りにガムテープを使うなら、色分けをしておくと新居での片づけ作業がスムーズにいきます。たとえば、すぐ開封して使うものには黄色、食器など割れものには赤を使うことをすすめている業者もあります。
タイミング3 作業中の注意喚起
工事中で危険な作業現場などで注意喚起のために貼られるガムテープとして、黄色×黒のいわゆるトラ布と言われる専用ガムテープがあります。
タイミング4 家電やバイク
通常のベージュガムテープでは目立ってしまうものに黒ガムテープを使います。家電やバイクなど黒い部分に使うことが多いです。
タイミング5 映像作成現場
TV局などの映像制作の現場ではベージュ、白、黒、緑とさまざまな色のガムテープが活躍しています。特殊な使い方としては、撮影現場の床に貼って立ち位置を決めたり、スタッフに注意喚起するために緑色のガムテープを使うことがあります。
ガムテープには両面の種類も!価格の違いなどを比較
ガムテープには両面ともに粘着できる種類もあり、紙用、布用、屋外掲示用などが販売されています。屋外に掲示する場合は防水性なども考慮する必要があります。
紙か布かは接着対象別で判断する
各被着体(紙・プラスチック・木材・金属など)によって紙か布かを選択するとよいでしょう。布ガムテープを選んだ方がいいのは、接着部分が平らでない場合や重量がある場合です。ちぎれにくさもポイントになります。
ガラスや金属、プラスチックのパネルなどを固定する場合には、紙製でも強力タイプなら問題ありません。OA機器やパソコンの部材固定も同様です。
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