「環境に対するやさしさ」が重要視されるようになった昨今。大量に消費するコピー用紙も、環境に配慮したものを選びたいところです。そんな時に目印となるのが「グリーン購入法」に適合しているかどうかという指標。このグリーン購入法とは何なのか?わかりやすくご紹介したいと思います!
<目次>
グリーン購入法とはどんなものなのか?
・グリーン購入法をわかりやすく解説!
グリーン購入とは、一言でまとめれば「環境に考慮して製品やサービスを選びましょう!」という取り組みのことです。
基準としては、「原材料がリサイクルされているものかどうか」や「天然資源をとりすぎていないかどうか」などが挙げられます。
購入する側が環境への配慮を大切にすることで、企業側も環境に与えるダメージを意識するようになります。グリーン購入とは、社会全体で環境にやさしい取り組みをする循環をつくろうという活動なのです。
グリーン購入法に適合したコピー用紙とは?
・グリーン購入法に適合しているコピー用紙とはどんなものなのか
紙の原料となる木材は有限な資源であり、大量に使うからこそ環境に配慮したコピー用紙を選びたいところです。そこで選ぶ基準となるのが、「グリーン購入法に適合ししているかどうか」という観点です。
以下にグリーン購入法に適合しているコピー用紙のポイントをまとめます。
・古紙パルプなどの原料を使用している割合が70%以上
・白色度が低い
・坪量(厚みの指標)が低い
このような基準を満たしているコピー用紙が、「グリーン購入法適合製品」となっています。割合や低さなどは「コピー用紙の総合評価指標」に基づいて計算されます。
グリーン購入法適合コピー用紙の価格はどれくらい?
・一般のコピー用紙とグリーン購入法適合品の価格
古紙を再利用するにあたって、再生紙として処理するための手間がかかります。このことから一般的なコピー用紙よりも、若干高価になる傾向があります。とは言え、現状でも一般のコピー用紙と同じ金額にて販売しているメーカーもあります。
コクヨのコピー用紙における金額の比較
製品名 | メーカー希望小売価格 | Forestway割引後 (2016.10.17時点) |
コクヨKBOA用紙(強要し)64g A4 500枚 | 1,600円 | 558円 |
コクヨKB用紙(低白色再生紙100)66g 500枚 | 1,600円 | 720円 |
メーカー希望小売価格が同じだったとしても、実際の店頭やネット上での販売価格(割引後)に差が出ているケースが多いようです。
今後グリーン購入法適合コピー用紙が一般的になるにつれて、この差は埋まっていくことでしょう。
まとめ
グリーン購入法適合商品には、「G購入法適合」などの記載があります。こういった商品を選ぶよう心掛けるだけで、1人1人が環境のことを考えて行動できるようになるでしょう。消耗品はコストパフォーマンス重視で選びたくなるところですが、グリーン購入についても知っておくことで、選び方が変わってくるかもしれません。
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