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思春期ニキビで悩まされて一段落したと思ったら、今度は大人ニキビに悩まされている人。あるいは、若いころにはほとんど悩まずに済んだのに、大人になってからニキビが出始めた人など、肌質はそれぞれです。キレイな肌は誰もが憧れますが、今はニキビにも良いコスメが開発されています。もっとも基礎的な肌ケアといえば、化粧水。ここでは、ニキビ肌やニキビ予防ができる化粧水にスポットを当ててみましょう。

化粧水でニキビ対策ができるのか

ニキビケアには化粧水が必須?

ニキビのケアをしようと考えると、すぐにニキビ用の軟膏や薬用クリームをつけたくなりますが、それだけではなかなか良くなりません。肌は脂質と水分のバランスで状態が決まります。水分が不足すると肌表面が乾燥し、肌の奥にある水分を逃すまいとして、皮脂の分泌が盛んになります。その結果、皮脂による毛穴詰まりが発生。

また、肌表面の乾燥、肌バランスが崩れた状態は、外部からの細菌や刺激に対して弱くなります。炎症が起きやすいうえに、治りが遅く、どんどん悪化していく一方に。ニキビケアは、まず肌バランスを正常にし、回復力を高めなければなりません。

化粧水をはぶくとニキビができやすい肌に

保湿を怠っていると、肌の状態が正常な人でも肌バリア機能が衰えていきます。どんなに肌が丈夫だと思っていても、やはり化粧水による保湿は必須。洗顔の後は5分以内に、化粧水で水分を補うのがベストです。これは男性も女性も関係ありません。

肌の構造自体に男女の差はなく、男性も保湿しないと肌トラブルの原因になります。特に洗顔とともに髭剃りをしたら、クリームをつける前に必ず、メンズ用化粧水で水分補給をするのがおススメです。軽症のニキビであれば、質の良い化粧水でしっかりとケアするだけでも、かなり改善が見られます。

どうしてニキビができるのか

ニキビの原因となる3つのポイント

ニキビは皮膚科に行くと、「尋常性ざ瘡」という病名で呼ばれます。ニキビはれっきとした皮膚炎であり、甘くみていると悲惨な状態に。取り返しのつかないことになる可能性もあります。ニキビを引き起こすものとして、“アクネ菌”という名称を良く聞きますよね。でも、アクネ菌は普段でも皮膚に常駐する菌であって、それ自体はワルモノではありません。

ニキビができるのには、3つのポイントがあります。

  • 皮脂の過剰分泌
  • 皮膚のターンオーバーの乱れ、
  • アクネ菌の異常増殖

皮脂はニキビをつくるものとして目の敵にされがちですが、正常な肌であれば毛穴から排出された皮脂がバリアとなり、肌表面を乾燥から守ってくれます。ストレスや油っこい食事、乾燥状態が続くと、皮脂分泌が過剰になり毛穴が詰まって、毛穴の中でアクネ菌が増殖、炎症となるのです。

思春期以外でニキビができてしまう原因

思春期に見られるニキビは、急成長に伴うホルモンバランスの乱れが原因です。皮脂の分泌が過剰になるため、ニキビができやすい状態が続きます。皮脂分泌が落ち着いているはずの年齢になってできるニキビには、さまざまな原因があります。内科的病気が原因の場合もありますが、多くは生活サイクルの乱れから。不規則な生活時間や、不健康な食生活などが肌の状態を悪くしていきます。

また、強いストレスによってもホルモンバランスが崩れ、ニキビができやすくなります。消化力が低下しているときの、暴飲暴食や、刺激物の食べ過ぎも肌荒れを招きます。

化粧水に含まれているニキビに有効な成分は何か

人気のニキビ用化粧水に含まれている成分は?

ニキビ用の化粧水に含まれており、一定の効果が認められているものには次のような成分があります。

  • グリチルリチン酸ジカリウム
  • 感光素201号
  • アラントイン

グリチルリチン酸ジカリウムは、アクネ菌を殺菌し、炎症を鎮めます。ニキビができて顔全体が熱をもっているときには、おススメです。使い続けると、ニキビ跡も目立たなくなっていくようです。

感光素201号はビオニンとも呼ばれ、古くからニキビ治療に使われています。黄色い粉の形状をしており、下に沈殿して化粧水の使用時によく振って使います。どこかで見かけた人もいるのではないでしょうか。強力な抗菌・殺菌作用があると同時に抗酸力も発揮。アクネ菌の殺菌とともに、古い角質を除去して毛穴の詰まりを解消します。メラニン生成を抑制する働きもあるので、ニキビ跡の防止にも役立ちます。

アラントインは抗炎症作用があり、顔の赤みや炎症を鎮静化させます。比較的に、最近になって発見された成分で、高級化粧品にも含まれる成分です。

漢方でもおなじみ、ハトムギは王道

昔から肌に良いとされるハトムギ成分は、ニキビにも効果があります。市販されているハトムギ化粧水は、グリチルリチン酸という成分との相互作用で、体質が合えばかなり有効です。グリチルリチン酸は、皮脂を溶かす効果があります。つまりを取り除き、成分の浸透を促します。ハトムギは肌の新地代謝を活性させ、皮膚の自力を高めます。

さらに、正常なターンオーバーを回復させるので、ニキビ跡にも効果的とされます。

化粧水の正しい使い方

化粧水はケチらずにたっぷりと

化粧水をつけるのに、手を使う派、コットン派とそれぞれの言い分があるようですが、基本的には状態を見極めながら、手で浸透させるのが良いようです。手のひらの体温を利用しながら付けていきます。ただし、しっかりと清潔を心がけなければ、逆効果。

化粧水は肌が完全に潤うまで、たっぷりと。ここでケチっても何にもなりません。よく“100円玉大”というような説明がありますが、それぞれの肌状態に合わせて調整します。一度にたくさん付けるのではなく、何度も手にとって肌に浸透させてください。このとき、絶対にこすりつけたり、顔に叩き込んだりしないように。肌への刺激は極力控えなければなりません。優しく、手のひらでプッシュして、「押し入れる」感じです。

洗顔後5分の勝負

肌は洗顔後、無防備な状態です。放置すると失われた潤いを補おうと、皮脂の分泌が盛んになります。化粧水は、洗顔後5分以上置かずにつけるのが理想的。乾燥を感じる前に、処置してください。ニキビがひどいときには、洗顔にも十分な注意が必要。早く治そうとしてゴシゴシ洗うのは厳禁です。ぬるま湯で十分な下洗いをした後、泡だけが皮膚に接するイメージで洗います。

石鹸分が残っていると、そこから悪化する場合もあるので、すすぎは丁寧に。タオルは不潔にならないように、できれば毎日洗濯後の新しいものでふんわりと水分を拭き取ります。

ニキビ肌はとにかく刺激から守り、保湿を行う。この鉄則を忘れずに、しっかりとケアをしていきましょう。

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