Pocket

皆さんは洋食と和食どちらが好きですか?最近は食事の欧米化が進み、個人の食生活も様々です。いろいろな国の食文化が浸透するのと同時に、外国の食器も日本に広まってきました。この記事では海外からやってきた洋食器と日本の伝統的な和食器の魅力をそれぞれ紹介したいと思います。

洋食器の種類

洋食器の種類は?

日本で使用されている食器には、様々な国から輸入されているものがあります。外国の食文化とともに、食器などの道具も同時に日本にやってきました。以下に日本で使われている代表的な洋食器ブランドと、その特徴を示します。

ブランド名/国 特徴
マイセン/ドイツ ヨーロッパ最古の陶器ブランド
セブール/フランス デザイン性に優れたフランス食器の代表
ロイヤルコペンハーゲン/デンマーク 北欧を代表する最高級ブランド

昔の洋食器と言えば、少し格式ばったイメージを持っている人もいると多いと思いますが、最近の各洋食器ブランドは、庶民にも手がとどく価格帯で購入が可能です。また、親しみやすいデザイン性の製品も多く取り扱っているので、安心して使用できます。和食器にはない、近代的なデザインや色合いが魅力ですね。

伝統的和食器の世界

和食器の魅力

和食器といっても様々な種類が存在します。柄が特徴的なものや、形がユニークなものなど様々です。以下に主な和食器の種類と特徴を示します。

種類 特徴
椀形(わんなり) 一般的なごはん茶碗
長角皿(ながくざら) メインの焼き魚などが盛り付けられる
扇(おおぎ) 器が扇の形をしており、前菜やデザートの盛り付けに使用される。
松竹梅(しょうちくばい) 祝いの席に使われる平らなお皿

日本人は形式や格式を重要視する文化を持っています。食器の種類によって盛り付けられる食材がある程度決まっています。また、特別な儀式や祝いの席などで利用される食器などもあります。日本人の几帳面で真面目な面が出た使用方法ですね。

洋食器と和食器の違いって?

洋食器と和食器の違いは?

洋食器と和食器の一番の違いは重さだと言ってよいでしょう。日本人は食器を持ち、口まで運んでから食事をします。なので、和食器は洋食器と比べると軽量に設計されています。逆に、洋食器は和食器と比べて重く設計されています。食事をする際の習慣で器の重さが変わってくるということです。また、洋食器と和食器では材質も違います。和食器は材質に粘土を使用していますが、洋食器では粘土のほかに陶石を砕いて使用しています。洋食器と和食器の違いを表にしてまとめます。

種類 特徴
洋食器 ・  和食器より重たい

・  材料に粘土と陶石を利用している

・  洋食器は陶磁器が多い

和食器 ・  洋食器より軽量

・  材料は粘土

・  和食器は陶器が多い

最近では、洋食に合う和食器なども多く販売されています。食文化の変化とともに、和食器も進化を遂げています。伝統的な和食器が洋食器と混ざり合っている時代なのかもしれません。

fw_600x68_20191019b