Pocket

皆さんお茶は好きですか?お茶には「カテキン」という成分が含まれており、生活習慣病を予防してくれる役割を果たしてくれます。この記事ではお茶に含まれているカテキンの役割から、カテキンを多く摂取できるおすすめのお茶の入れ方、緑茶と紅茶の違いなどをメインに皆様にお伝えします。お茶を飲んでみんなで健康な体を手に入れましょう。

カテキンの効果って何?

カテキンのすごい薬効!

私たちがよく飲む緑茶には「カテキン」という渋み成分が含まれています。このカテキンにはすごい薬効があるのです。以下にカテキンの主な効果を示します。

・心臓病予防
・抗がん作用
・糖尿病予防
・殺菌作用

以上がカテキンの主な効能です。カテキンには血中にある中性脂肪が血栓になるのを防いでくれます。この効果によって動脈硬化などの心臓病を防いでくれます。また、驚くことにがんの予防にも効果があります。さらに、このカテキンには血糖値を抑える効果があり、糖尿病の予防効果もあります。ほかにも、ダイエット効果や風邪予防などの薬効もあります。日本人の長生きの理由としてお茶を飲む習慣がその要因の一つと言われています。毎日一杯からでいいので、お茶を飲む習慣をつけたほうが良いですね。

緑茶と紅茶の違いは何?

緑茶と紅茶、カテキンが多いのは?

気になるのが、緑茶と紅茶でカテキンの量は違うかどうかです。同じお茶でも成分や効能に違いはあるのでしょうか。

実は、カテキンの量は緑茶のほうが多く含んでいます。その代わりに紅茶には「テアフラビン」と「テアルジン」という成分が含まれています。これらの成分はカテキンが変化したもので、紅茶の色素成分になっています。このテアフラビンとテアルジンには抗ウィルス作用や抗毒作用などがあります。紅茶のほうが、緑茶よりも抗ウィルス作用が強い傾向にあります。緑茶はビタミンが多く含まれており免疫が向上する傾向があります。そのほかにも、紅茶にはいろいろな効能があります。以下に表にしてまとめます。

種類 主成分 効能
緑茶 カテキン、ビタミン、カフェイン 免疫力向上、糖尿病予防、心臓病予防
紅茶 カテキン、テアフラビン、テアルジン、カフェイン 抗ウィルス作用、リラックス効果、ガン細胞抑制

緑茶は体の免疫力を挙げる作用があり、紅茶は抗ウィルス作用やリラックス効果が主な薬効です。お茶なのでカフェインが含まれていますので、飲みすぎると体に毒になることもあるので、飲みすぎにも注意が必要ですね。

正しいお茶の淹れ方

正しい淹れ方こそが味を左右する

これから緑茶、紅茶デビューをしたい人のために、正しいお茶の淹れ方を示します。最初に、緑茶の正しい淹れ方を以下に示します。

・沸騰するまでお湯を沸かす
・沸騰したお湯を一度湯飲みに注ぐ
・湯飲みに注いだお湯を急須に注ぐ
・2分たったら湯飲みに注いで完成

以上の工程でお茶を淹れれば、最高においしい緑茶が飲めます。少し手間だなと思う人もいるかもしれませんが、一度試してみてください。
次に、紅茶のおいしい淹れ方を紹介します。紅茶は淹れるのが大変なので、ティーバッグでおいしく飲める方法を示します。

・カップを温める
・一杯につき一袋のティーバッグを使用する
・沸騰したお湯を使用する
・お湯を入れたら十分蒸らす。メーカーによって蒸す時間が異なる
・最後は、静かにティーバッグを引き上げて完成

紅茶は緑茶よりも淹れるのが大変なので、気軽に飲めるティーバッグの紅茶から入ってみるのがおすすめです。カテキンを多く摂取したいのであれば、若葉で熱い熱湯で淹れるとカテキンが多く摂取できるそうです。いろいろな飲み方を楽しめるのが、お茶の良いところですね。

fw_600x68_20191019b