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皆さんウェットティッシュを普段使用しているでしょうか?ウェットティッシュで本当に除菌ができるのか疑問に思っている方もいるのではないのでしょうか?この記事ではウェットティッシュの除菌効果からウェットティッシュの種類まで、皆さんの疑問にお答えしていきます。ウェットティッシュを効果的に使用できるようにしましょう。

ウェットティッシュって、どのくらい除菌効果があるの?

ウェットティッシュの除菌効果を紹介!

皆さんウェットティッシュをどのような用途に使用していますか?手や体を拭くために使用している人は要注意です。ウェットティッシュで手や体を拭いても、表面だけ除菌され毛穴の奥のバイ菌は除菌できていないのです。ウェットティッシュが効果を発揮するのはテーブルの上やドアノブなどの平面の除菌に向いています。またウェットティッシュの中には塩化ベンザルコニウムとイソチアゾリン誘導体という化学薬品が使用されているものがあります。この化学薬品は皮膚にアレルギー反応を起こす可能性がありますのでアレルギー体質の人は注意が必要です。以下にウェットティッシュの使用上の注意点を示します。

  • ウェットティッシュは主にテーブルやドアノブなどの平面の除菌に使用しましょう。
  • ウェットティッシュで手や体を拭いた場合は手洗いも並行して行いましょう。
  • アレルギー体質の方は使用に注意してください。

国内で流通しているウェットティッシュは安全なものがほとんどなのでそれほど神経質になることはありませんが、予備知識として以上の内容を知っておきましょう。

ノンアルコールのウェットティッシュでも除菌効果がある?

ノンアルコールタイプのウェットティッシュは、主流派植物由来の成分を除菌成分とした製品が多いです。植物由来の成分を使用しているのでお肌にも優しい設計がされています。主に手や体の除菌の使用に向いているといえるでしょう。逆にアルコールタイプのウェットティッシュはテーブルや水回りの除菌に向いていると言えます。ノンアルコールタイプの特徴とアルコールタイプの特徴をしっかりと把握して使いこなしましょう。以下に両タイプの比較表を示します。

アルコールタイプ ノンアルコールタイプ
手・体
テーブル・水回り
ガラス

◎:向いている
○:普通
△:あまり向いていない

各メーカーからいろいろな特徴を持った商品が販売されているので、上記の表はあくまで参考程度にとどめておいてください。

除菌と消毒、その効果はどう違う?

皆さん除菌と消毒の違いをご存知でしょうか?以外に同じ意味ととらえている人もいるのではないでしょうか?実は除菌と消毒の意味は異なります。除菌は水や薬品を使用して菌を除去することを言います。それに対して消毒は有害な菌を無害になるまで数を減らし、感染力を失わせることを言います。除菌は有害なバイ菌が残っている可能性があります。消毒に関してはバイ菌自体は除菌同様に残っていますが、残っているバイ菌の感染力が失われている状態です。

除菌 消毒
バイ菌を水や薬品を使用して除去することを言う。 有害なバイ菌の数を減らして、感染力を失わせることを言う。

普段の生活においてもしっかりと除菌と消毒を使い分けて健康的な生活を送りましょう。

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