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今や外出時だけではなく、オフィス等にも常備されている便利なウェットティッシュ。筒型やポケットティッシュ型など形状も様々です。さらにアルコール入り、ノンアルコールなど使用目的に合わせて選べる商品が出ています。ここではアルコール濃度や、用途別おすすめの商品、乾いたときの対処法など、ウェットティッシュにまつわる情報を見ていきましょう。

ウェットティッシュのアルコール濃度はどれくらい?

ウェットティッシュの濃度は危険性と揮発性がカギ

一般的に市販されているウェットティッシュのアルコール濃度は、20~40%が多いようです。「99.9%の除菌効果」を謳っている高濃度のウェットティッシュでも、50%未満です。除菌用のスプレー式アルコールが70%という高濃度なのに比べて、やや低いようにも感じます。これはペーパーを使っているという観点から、引火などに対しての危険性を配慮しているためです。
また、アルコール濃度が高くなるほど、揮発性も高くなり、乾きやすくなります。最近の商品は、容器の密閉性も良くなっていますが、使うときにウェットティッシュとしての役割を果たすためにはアルコール濃度に限界があると考えられます。

良くみかけるウェットティッシュのアルコール濃度は?

良くみかける商品のアルコール濃度は次の通りです。

○ウェットティッシュのアルコール濃度例

会社名 形状・商品 アルコール濃度
E社 プラ容器 40%
S社 プラ容器 99.9%除菌 約50%
H社 かんたん除菌 20%
100円ショップ ポケットティシュ 20~30%

強力除菌効果を前面に出している商品には、40%以上アルコールが使用されています。エタノールやプロパノール・塩化ベンザルコニウムなどを主原料としており、最近では肌荒れ防止にグリセリンなどを配合しているものもあります。

アルコールとノンアルコールのウェットティッシュ、何が違う?

万能ではないアルコール入りウェットティッシュ

アルコール入りとノンアルコールでは、どうしても殺菌効果に差があるように感じてしまいます。が、アルコール除菌も万能というわけではありません。

○ウェットティッシュアルコール入り・ノンアルコールの比較

種類 特徴 備考
アルコール入り ・手軽に除菌ができる
・アルコールの蒸発時に清涼感がある
・アルコールに弱い体質の場合、肌荒れをすることがある
・アルコール濃度によって除菌効果が変わる
・完全殺菌とはいえない
・揮発性が高い
ノンアルコール ・肌が弱い人や赤ちゃんにも使える
・アルコールに代わる除菌効果のある成分を使用している
・天然由来のものが多い
・使用する成分によって除菌効果が異なる

アルコール以上の除菌効果をもつノンアルコール商品も!

ノンアルコールのウェットティッシュのメリットとしては、女性や子ども、ペットなどアルコールの影響が出やすい場合にも安心して使えるということでしょう。また、揮発性のアルコールに比べて乾きにくいという特徴もあります。最近では、アルコールでも効かない菌に対して有効である成分を使った商品も次々に開発されています。

・塩化ジメチルメジチルアンモニウム
・CPC(塩化セチルピリジニウム)

などを配合した商品は、除菌力もアルコール以上に高く、刺激臭もありません。アルコール臭が苦手な人でも使える、ノンアルコールの除菌用ウェットティッシュです。

ウェットティッシュが乾いたときでも、これで復活

取りあえず簡単に戻す方法は?

アルコール性のウェットティッシュは、揮発性が高いのでちょっとした隙間があってもすぐに乾燥してしまいます。アルコール分が蒸発してしまうと、元々の除菌効果は戻りません。単に手をふくくらいであれば、水道水を足しただけでも良いでしょう。が、少しでも除菌効果を期待するのであれば、エタノールを精製水で薄めて入れる方法があります。面倒でなければ使うたびに、除菌用スプレーを吹きかけるというやり方もあります。
あまりアルコールの濃度が高すぎると、肌荒れする恐れがありますので、用途に合わせて20~40%くらいにすると良いでしょう。難点としては、エタノール自体の価格が高いことです。

もっと割安で本格的に復活させるには

さらに本格的にウェットティッシュを戻す方法としては、アルコールにプラスして逆性石鹸(ベンザルコニウム塩化物液)を使います。この成分は元々ウェットティッシュに使われているもので、抗菌効果があります。原液を300倍に薄めて混ぜるので、アルコールの量も少なくて済みます。
逆性石鹸の価格は、500ml入りで500~800円ほどです。アルコールがない場合でも、抗菌作用があるので水で戻すよりは効果的です。エタノールのような揮発性がないので、1本購入しておくと長く使え、薄めてお掃除に利用できるので便利です。

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