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様々なシーンで活躍するホワイトボードは、オフィスにも是非そろえておきたい備品のひとつ。でもホワイトボードの購入価格は、案外知られていないもの。キャスター付きや独立タイプが一般的ですが、スケジュールの書き込みに向く壁掛けタイプも人気です。価格を押さえたいのならば、中古品というチョイスも。ここでは、ホワイトボードのタイプ別の価格差や、中古ホワイトボードについて見ていきましょう。

ホワイトボードの価格を調べてみよう

片面・両面、大きさが価格差のポイントに

ホワイトボードの価格は、サイズと使用面が片面か両面かで差がみられます。キャスター付きは移動が可能で、片面・両面タイプがあります。一方、L字型は部屋のスペースを無駄なく利用できます。バランスの良い構造とするためつくりがしっかりとしており、キャスター付きよりも価格が高めです。
また通常のホワイトボードはスチール製ですが、表面にガラスコーティングを施したホーロー仕様の製品もあります。汚れがつきにくく、なめらかな書き味が特徴で、スチール製より5000円ほど高くなります。

○ホワイトボードの価格例

タイプ 使用面 サイズ 価格
キャスター付き 片面 W1200×H905mm 8000円~
キャスター付き 両面 W1200×H905mm 12000円~
キャスター付き 片面 W1800×H905mm 12000円~
キャスター付き 両面 W1800×H905mm 15000円~
L字型 片面 W1200×H905mm 10000円~
L字型 両面 W1800×H905mm 13000円~

高機能の次世代ホワイトボードは高価格

最近では板書したものをそのままプリントアウトできる、高機能のホワイトボードも普及してきました。いわゆる「電子黒板」のカテゴリに入るもので、ホワイトボードそのものが大きなスキャナとしての機能をもっています。コピーボードなどとも呼ばれ、ホワイトボードに書いたまま、印刷することが可能です。議事録など詳細を書きうつす必要がなく、会議が多いオフィスでは重宝です。価格は一般的なホワイトボードとはケタが違い、サイズに関わらず20万円以上するものがほとんど。さらに高額な商品には、プロジェクタ機能が搭載されているものもあります。

壁掛けタイプのホワイトボードもある

壁掛け・貼り付けタイプのホワイトボード

裏面の利用がなく、移動の必要がない場合には壁掛けタイプのホワイトボードが手軽です。重量も超大型でなければ、ボード壁でも十分に吊り下げが可能です。スケジュール管理や、伝言など、ひんぱんに書き換える必要がある項目に便利です。
また、直接壁面に貼り付けるタイプのホワイトボードも登場しています。がびょうや釘が打てない壁・ガラスにも貼りつけられる商品や、全体がマグネットタイプになっているものもあります。使わないときには丸めて保管もでき、壁と一体化するため、すっきりとスマートに見えます。

壁掛けタイプのホワイトボードの価格は?

壁掛けタイプは、L字型やキャスター付きと比較して支柱などが必要ないため、かなり安価で購入できます。100円ショップでも極小サイズのホワイトボードが販売されていますが、紙素材のため耐久性がなく、汚れも残りがちです。個人的にデスク周りで利用する程度ならば使えますが、オフィス使用には向きません。使用頻度が高い場所では、汚れの残りにくいホーロー素材がおススメです。

○壁掛けタイプのホワイトボード価格例

大きさ(mm) 表面素材 金額
900×600 スチール 3000円
1200×900 スチール 5500円
1800×900 スチール 8000円
900×600 ホーロー 5000円
1200×900 ホーロー 10000円
1800×900 ホーロー 140000円

中古のホワイトボードも売っている

中古品でも遜色のない品も多い

ホワイトボードは機器類と異なり、それほど使用ダメージのある備品ではありません。そのため、オフィス閉鎖時に買い取られた品でも、新品同様に使えるものが多いようです。講義などで良く使っていた場合でも、大きな傷がなければ問題なく再利用ができます。中古のホワイトボードは、中古オフィス家具専門業者、リサイクルショップ、オークションなどでも手に入ります。購入先が専門業者であれば、買取後にプロが清掃し破損個所の点検をしているため、中古のホワイトボードでも不満を感じるほどの問題はないでしょう。リサイクルショップの場合には、現物をしっかりと確かめてから購入してください。オークションでも、傷の有無や汚れ具合を具体的に出品者に確認しましょう。

中古市場もバラエティ豊富

中古のホワイトボードも種類はかなり豊富です。月間スケジュールが書き込めるものや、2面に分かれた大型のもの、吊り下げ型、キャスター付きなど、必要に応じた商品を探すことができます。中には90%オフなどの掘り出し物も見つかる場合があり、予算的に余裕がない場合には見逃せません。近くに販売店が無い場合、格安品も探せるネット販売が頼りになります。しかしホワイトボードは大型品扱いとなる場合多いので、送料の点について確認しておくと良いでしょう。

中古のホワイトボードの一般的な価格は

半額~80%オフが主流

中古のホワイトボードで多くを占めるのが、比較的大型サイズの商品です。新品の市場価格の半値以下で、場合によっては1割というものも。ただ、中古品のランクにもよるため、破損や訳ありの程度を確かめてから購入しましょう。ホワイトボードの場合には、購入後使用に耐えないということはあまり考えられませんが、キャスター部分の不具合やボードの汚れ、回転ねじの破損などはチェックする必要があります。極端に安いものは、理由を必ず聞いておきましょう。

多機能ホワイトボードの中古品も!

中古ホワイトボードは、ショップや業者、商品の状態によって価格にはバラつきが見られます。
数は多くありませんが、多機能型ホワイトボードが販売されることもあります。OA機器に属するものについては、複雑な機能であるため故障している場合もあるので、特に十分な確認をしてください。全般に予定表やスケジュール用は、販売価格が高い割に中古値引きが大きくなっており、お買い得なようです。

○中古ホワイトボード価格例

タイプ サイズ 中古ランク 市場価格 価格
両面足つき W1800//H900 A 10000~20000円 8000円
縦長 W950/D600/H1790 A 15000円 8000円
OAボード W1453/D -/H1873 プリンタ不可
メモリ保存可
204000円 16000円
小型スケジュール W450/H600 A 10000~20000円 4000円
月間予定表壁掛け W1800/D-/H900 A 36000~40000円 12800円

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