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オフィスで活躍する便利グッズとして欠かせないバインダークリップですが、ただ単に書類がバラバラにならないようにまとめておくだけのものではありません。活用法によっては文房具としての枠を超え、マネークリップからスマホスタンドとしても活用出来てしまいます。最近では様々なデザイン・サイズのものがあり、磁石を備えたアイデア物からお洒落でかわいいバインダークリップまであります。ここではバインダークリップとダブルクリックの違いという基本的な事からから発明や歴史に至るまでバインダークリップについて徹底的に解説します。

バインダークリップとダブルクリップ、どう違う?

バインダークリップとダブルクリップ、実は呼び方が違うだけ?

バインダークリップとダブルクリップは見た目は同じなので、何か機能的な違いがあるのではと考えた事がある人もいるのではないでしょうか。実はバインダークリップもダブルクリップも呼び名が違うだけで物は全く同じです。文房具店で問い合わせる時はバインダークリップと言ってもバインダークリップと言っても通じます。そもそもなぜダブルクリップと呼ばれているのかというと、横からみるとアルファベットの”W”に見える事からダブルクリップと呼ばれるようになったようです。

正しい呼び方はバインダークリップが正解

バインダークリップまたはダブルクリップの正式名称は”バインダークリップ”のようです。発明された当初からバインダークリップと名付けられていました。バインダークリップ以外にも違う呼ばれ方をしていた時期があったようです。”フォールドオーバークリップ”や”バンカーズクリップ”と呼ばれていた頃もあったようですが、定着したのは正式名称のバインダークリップです。

バインダークリップにはどんなサイズがある?

最小サイズから最大まで実際のサイズはどれくらい?

バインダークリップには様々なサイズのものがあります。極小サイズから特大サイズまであり用途によって使い分けると更に便利に活用する事ができます。極小のサイズのものは幅が1センチからあり、特大サイズに至っては幅が15センチのものまであります。
極小サイズと特大サイズのメリットとデメリットを比較してみましょう。

極小サイズのメリット 特大サイズのメリット
・単価が安い
・かさばらない
・用途が広い
・書類を挟むのに便利
・なくしにくい

極小サイズのデメリット 特大サイズのデメリット
・なくしやすい
・挟む力が若干弱い
・通常のサイズに比べて高い
・使わない時にかさばる
・用途が狭い

バインダークリップのサイズ別の用途について

サイズによって用途がありますが、それぞれの主な使用例を見てみましょう。まず小さいサイズのバインダークリップですが、デスクの上のメモをまとめたり、封筒を閉じたり、コピー用紙が風で飛ばないようにクリップしたりととても幅広い用途で使用できます。サイズの大きなクリップですが、ファイルが開かないように閉じたり、本が閉じないようにクリップしたりと小さいバインダークリップに比べて用途は限られていますが、大きいサイズならではの使い方ができます。

バインダークリップの便利な活用法

バインダークリップをお洒落に活用

バインダークリップは書類をクリップするだけではなく、生活における様々な面で便利に活用する事ができます。まずはマネークリップとしての活用法です。実際にマネークリップを購入するとなるとそこそこの値段がしますが、バインダークリップで代用してしまえばかかっても数百円というところです。他にもバインダークリップを2つ繋げてスマホスタンドとして活用する事もできます。更フォトスタンドなどインテリアとしても活躍してくれます。

技アリのバインダークリップ活用法

便利に賢く活用したいという人におすすめの活用法は、イヤホンのコードや、スマホの充電器のコードなどのケーブル類に1本に対してバインダークリップ1個を使用してまとめると想像以上にスッキリさせる事が出来ます。また食品や調味料の保管にも活用できます。和風からしやワサビのチューブをバインダークリップで挟んでフックに吊るすだけで冷蔵庫内をスタイリッシュに整理する事ができ、使いかけの食品も大きめのバインダークリップで閉じておけば衛生的にも安心です。

デザインがかわいいバインダークリップを紹介

かわいくてつい人に見せたくなるバインダークリップ

バインダークリップには見た目もかわいいデザインのものが沢山ありますが、最近ではスケルトンタイプの物や様々な形状の物があり、更にはカラーバリエーションも逆にない色を探すほうが大変な程豊富です。中には市販のクリップでは物足りないという人はデコレーションを施しているようです。通常の黒いバインダークリップにマスキングテープを貼って自分だけのバインダークリップを作る事も可能です。

色だけじゃない、形もかわいいバインダークリップ

一見「これもバインダークリップなの?」と疑ってしまうような形のバインダークリップもあります。人気キャラクターを形どったデザインのクリップもあります。子供はバインダークリップのような小さな文房具をつい無くしがちですが、このようなデザインであれば大事に使ってくれるかもしれません。更に、手で持つ金具の部分が猫や鳥、お花など色んな形をしたバインダークリップもあり、誰かに自慢したくなってしまうような素敵なデザインが豊富です。

バインダークリップの発明とその歴史

バインダークリップでいつ何処で誕生したの?

バインダークリップが発明されたのは今から100年以上前で1910年にアメリカのワシントンに特許を出願しています。発明者はアメリカのルイス・エドイン・バルツレーという人です。発明のきっかけになったのは発明者の父親でした。父親は当時作家として活動していて、その父親の原稿を保管するためにと思いバインダークリップを発明したそうです。

バインダークリップの構造と歴史

バインダークリップは1枚の鋼の板状の部材とそれをコントロールする2本のワイヤーで構成されています。板状の部材は通常の状態では閉じた状態(挟んだ状態)ですが、両側面に備え付けてあるワイヤーを内側につまむと板状の部材が開いた状態になり、目的に応じた書類や物を挟めるという構造になっています。100年前に発明されてから計5回程、モデルチェンジがなされたようですが、基本的な構造は当時のままだそうです。

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