A判サイズ一覧
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コピー用紙は、意外と正確な寸法やサイズの名前がわからなくなってしまうものです。一般的なコピー用紙のサイズは何センチか、企画書や申請書、資料などに最適なコピー用紙のサイズ、ポスターのサイズはどれくらいなのか、そんな疑問に答えます。A4サイズやB5サイズがどれくらいの大きさかわかるサイズ一覧などコピー用紙のサイズについてまとめました。

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一般的なコピー用紙はA4サイズ。目的に合ったサイズ一覧

一般的なコピー用紙はA4サイズ

一般的な家庭用プリンターで印刷、コピーできるサイズはA4,A5,B5サイズが多いです。最近はA3まで印刷できる大き目のプリンターがSOHOや小規模のオフィスに好まれています。やはり書籍などのA4サイズのものを見開きにするとA3になりますから、資料としてコピーやスキャンするときはA3サイズが必要になるようです。一般的にオフィスで使用されている大型のコピー機だとA3,A5,B4,B5までは標準で使用できます

コピー用紙のサイズと主な用途一覧

A判 こんなとき使う B判 こんなとき使う
A2 ポスターなどの大きな掲示物 B2 ポスターなどの大きな掲示物
A3 設計・デザイン図など。選挙ポスターはこのサイズ B3 電車の中吊りポスター
A4 契約書や各文書はほとんどこのサイズ B4 A3では大きすぎる資料などの印刷、折り込みチラシ
A5 各種ソフトウェアやハードウェアの説明書などテキスト類の印刷 B5 A4より一回り小さい、案内状など。大学ノート、週刊誌はこのサイズ
A6 小冊子など。文庫本はこのサイズ B6 主に書籍。単行本はこのサイズ

これまで述べてきたように、オフィスで圧倒的に使う機会が多いのはA4です。基本的にビジネス文書はほとんど全てA4で作成します

折込チラシなど、広告業界ではまだまだB4サイズを使っていますが、一般的なオフィスでは使用することが少なくなっています。建築の設計ですとA3サイズで設計図を出力するためにA3より少し大きいA3ノビ(329mm×483mm)というサイズを使用することもあります。

一般的な企業としては国際規格のA判に関してはA3,A4,A5までは揃えておきたいところです。塾などであれば学校のプリントがB判ですからB4,B5はあった方がいいでしょう。両方揃えておけば、ほとんどの場合は問題ないと言えます。

コピー用紙のサイズ一覧。A判B判のコピー用紙の大きさ

A判B判サイズ一覧

A判B判のコピー用紙の大きさ

A判 規格 B判 規格
A0 841×1189mm B0 1030×1456mm
A1 594×841mm B1 728×1030mm
A2 420×594mm B2 515×728mm
A3 297×420mm B3 364×515mm
A4 210×297mm B4 257×364mm
A5 148×210mm B5 182×257mm
A6 105×148mm B6 128×182mm
A7 74×105mm B7 91×128mm
A8 52×74mm B8 64×91mm
A9 37×52mm B9 45×64mm
A10 26×37mm B10 32×45mm

A判B判以外のサイズ、ワイド判やはがきサイズなどの種類

はがきサイズ

はがきサイズは100mm×148mmで一般的な郵便はがきのサイズです。A判やB判と比べる紙が厚くサイズの割に価格は高くなります。切手を貼って使用するタイプが多く、主に取引先相手への年賀状や暑中見舞い、顧客へ展示会などをお知らせするダイレクトメールに使用されています。最近は印刷会社に外注するところも増えていますが、自社で印刷する方が早くできるし、安くできるので量が多くなければプリンターで印刷すると良いと思います。その際はインクジェット用とレーザープリント用の用紙がそれぞれありますので、注意しましょう。逆に、量が多くて仕上がりをきれいにしたいのであれば、外注する方が良いと言えます。

レターサイズ

レターサイズは216mm×279.5mmとなっており、これはインチを基準としたサイズで、横8.5インチ、縦11インチです。米国で一般的に使われるサイズで日本にはなじみのないサイズですのであまりビジネスとして一般的とは言えません

ワイド判

ワイド判というのはAB判とも呼ばれ、210mm×257mmなどA判の長辺とB判の長辺を組み合わせたものです。大き目の雑誌はこのワイド判で作られています。出版印刷以外の一般のビジネスではあまり縁のないサイズといえます。

名刺サイズ

名刺サイズは55mm×91mmとなっており、起業したばかり個人事業主や会社などでは名刺をプリンターで作成するとコストがかからずに済みます。ただ、このサイズを印刷できるプリンターが少なくなり、最近はA4サイズにミシン目や切れ目が入った1枚で名刺10枚を印刷できるタイプが主流になっています。

その他A判B判以外のサイズ

その他には写真用にL判(89×127)や2L判(127×178)があります。
タブロイド判(273mm×406mm)は名前の通り、主な用途はタブロイド紙です。
菊判(218mm×152mm)、四六判(188 mm×127mm)は書籍に使用されます。
新書判は106mm×173mmで主な用途は新書、文庫判(105mm×148mm)は文庫本に使われます。

これらのサイズは写真用のL判、2L判以外はまずビジネスでは使うことはないと思います。主に出版業界でしか使わないサイズです。

コピー用紙のサイズの規格。そもそもA4って何?

コピー用紙A判サイズの規格

まずA判サイズについて説明すると、もともとは19世紀末にドイツの物理学者オズワルドによって提案されました。基準となるA0サイズの定義は面積が1平方メートルの「ルート長方形」となります。ちょっと分かりにくいので詳しく説明すると、「ルート長方形」というのは、縦横比率が「縦:横=1:√2」となっており、半分にしても相似になる長方形です。

オフィスで使われることが多いのはA判で、おそらくほとんどのビジネス書類はA4サイズだと思いますが、それはこのA判サイズが国際規格【ISO 216】に沿っており、世界標準の紙のサイズだからです。特に公文書や請求書はA4サイズの書類が多いですよね。サイズを順番に説明するとA1はA0を半分にしたもので、同様にA2,A3,A4,A5,A6,A7と半分ずつになっています

コピー用紙B判サイズの規格

続いてB判は、面積が1.5平方メートルの「ルート長方形」をB0とした国内規格サイズです。日本の美濃紙をもとになったアジア限定の規格となります。A判と同じく古来より美しい比の形として好まれてきました。 B1はB0を1回半分にしたもの、B2はB0を2回半分にしたものとなります。B3,B4,B5,B6,B7も同様です。

このB判は今では学校のプリントなどによく使われています。あとは折込広告ですね。どちらもB4かB5が多いです。ただ、最近は少しずつ国際規格のA判に変わってきているようです。

コピー用紙の規定である白銀比とは

もうお気づきでしょうが、コピー用紙は、A判もB判も見事に半分になっています。実はこの「縦:横=1:√2」になる比は「白銀比」と呼ばれ、古来より美しい比の形として好まれてきました。法隆寺や風呂敷などもこの白銀比でつくられており、日本人にはとっても馴染み深い比なのです。縦と横の比がA判でもB判でも変わらず、縮小・拡大してA判をB判にコピーしてもバランスが同じになります。

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