ブルーレイディスクの仕組みを徹底解明

ハイブリット型のプレーヤーも増え、レンタル店でもブルーレイディスクの割合が大きくなってきました。映像がキレイだということは、何となくわかっていてもその仕組みについて詳しく知っている人は少ないようです。ブルーレイディスクとはどのようなものなのでしょうか。また、ブルーレイディスクレコーダー、ブルーレイディスクプレーヤーの価格帯はどれくらいなのでしょうか。DVDとはいったいどこが違っているのでしょうか。購入に先駆けて知っておきたい、ブルーレイディスクの詳細を見ていきましょう。

目次

-ブルーレイディスクとはどのようなメディア?
-ブルーレイディスクは、どのようにデータを記録するのか
-形は似ているけど、ブルーレイディスクとDVDはこんなに違う

ブルーレイディスクとはどのようなメディア?

ブルーレイディスクのブルーは「Blue」じゃなかった

ブルーレイディスクは登録商標である関係上、「Blue-rey」ではなく「Blu-rey」となっています。実際には、青紫色のレーザーでデータを読み取るので、まさにブルーレイ。DVDと同サイズですが、内容量はデジタルハイビジョンに対応できるほど大きくなっています。DVDとの比較では約5枚分。ハイビジョン映像を約2時間録画ができます。

ブルーレイディスクの開発は日本のソニーが中心となって行われ、2002年、9社合同で発表されました。以来、DVDでは対応しきれない、大容量のデータを格納できる次世代のディスクとして活用されています。

光の焦点をぎゅぎゅっと絞り込んだ「青紫色レーザー」

既存のCDやDVDも光で読み取る技術ですが、こちらは波長が650nm(ナノメートル)の赤い色のレーザーを利用しています。ブルーレイディスクで利用される青紫色のレーザーは、それよりも短い波長の405nm。さらに特殊なレンズにより、より小さなピッチの読み取りが可能となっています。同じA4の用紙であっても、細いペンで小さな文字を書けばたくさん情報が載せられるのと同じ原理ですね。

ブルーレイディスクの容量は25GB。従来のDVDは4.7GBなので、約5倍もの情報を書き込むことできるようになっています。

ブルーレイディスクは、どのようにデータを記録するのか

レーザービームの照射と反射が記録を行う

ブルーレイディスクは、CDやDVDなどの光ディスクと同じ種類です。これらはすべて、レーザービームの照射と反射によって、情報の記録を行います。光ディスクの表面には、グルーブと呼ばれる溝が掘られており、蚊取り線香型に渦を巻いています。

グルーブは情報を書き込むためのガイド。データの書き込み時はこの溝に沿って強いレーザービームが照射され、反射率を変えることで情報が記録されます。読み出しの際には、反射率の強弱によって記録が再生されるという仕組みになっています。

媒体のグルーブ

ディスク グルーブ数(本) グルーブ総延長(km
CD 22,000 5.7
DVD 46,000 11.85
HD DVD 85,000 21.9
Blu-rey 106,000 27.3

 毎秒4.9mの高速回転

光ディスクは書き込みや読み取りの際、高速回転をしています。ブルーレイディスクの場合、細密な記録を行うため、書き込みは2倍速程度。再生のスピードは基準値で毎秒4.9mです。高速で回転しながら、細い光の「針」が情報を読み取っているイメージですね。

レーザー光は、凸レンズによって1点に集められ、その照射によって情報の書き込み、読み出しが行われます。波長の短い光を、より小さな径に集めることによって強力なレーザー光線となります。ディスク表面の合金は、このレーザーによって分子が融解し状態が変化。膨大な情報量と伝える手段となるのです。

形は似ているけど、ブルーレイディスクとDVDはこんなに違う

サイズ規格はまったく同じ

ブルーレイディスクとDVDは、大きさも厚みもまったく同じです。またどちらにも、1層型と2層型があります。2層型は、記録できる部分が2つあり、記録容量が2倍になります。

ブルーレイディスクは、通常の記録容量だけでもDVDの約5倍。2層では、両者の開きはさらに広がります。

ブルーレイディスクとDVDの記録容量

媒体 片面1層 片面2層
DVD 4.7GB 8.5GB
ブルーレイディスク 25GB 50GB

記録できる容量が大きくなると、画質や音声にも違いが出てきます。ブルーレイディスクで見る映像がキレイなのは、このためです。画像・音声ともにより精密になるにつれて、データサイズも大きくなります。利用者にとってのその差は、解像度にもっとも現れます。DVDでは約35万画素 程度ですが、ブルーレイの画素数は207万画素。一目で違いがわかりますね。
 

耐久性には違いがない?

DVDもブルーレイディスクも上書きして何度も使えるタイプがあり、いずれも約1000回の書き換えが可能とされています。実際の利用でも、劣化の違いは見られないようです。

もっとも大きな差は、機器の違いです。ブルーレイディスクレコーダー、ブルーレイディスクプレーヤーはDVDにも対応しているものがほとんどですが、DVDレコーダー、DVDプレーヤーはブルーレイに対応できません。そのため、ブルーレイディスク対応機器のほうが全体的に高額です。下記価格例を参考にして、検討してみてはいかがでしょうか。

レコーダーの価格例

機器 価格帯(円)
ブルーレイディスクレコーダー 30,000~120,000
ブルーレイディスクプレーヤー 8,000~20,000
DVDレコーダー 15,000~50,000
DVDプレーヤー 3,000~8,000

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