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皆さん、最近蒸し暑い日が続いていますね。日本は湿度が高い国です。特に夏場は温度とセットで湿度も把握しておきたいところですね。そこで、この記事ではデジタル湿度計のシステムやおすすめの湿度計などを紹介したいと思います。みんなで湿度に関して勉強しましょう。

デジタル湿度計のシステム

湿度の計測方法

湿度の計測方法はたくさん存在します。物質の膨張を電気信号としてとらえて湿度を計測する方法や、水分の気化熱を計測して湿度を割り出す方法など様々です。メーカーや製品によって計測方法は異なるのですが、一般的なデジタル湿度計の計測方法を紹介します。

デジタル湿度計では電気の特性を利用します。電気は水分が多いと流れやすく、少ないと流れにくいといった性質を持っています。この性質を利用して、感湿素子というものに電極をつなぎ、その抵抗値の変化を測定して湿度を割り出します。また、電気屋さんに行くと、同じ製品なのに湿度の数値が少し違う場合があります。一般的な湿度計はどうしても誤差がプラスマイナス3％程度出てしまいます。ですが、安価なデジタル湿度計でも大体の湿度は計測できるので、普段使用するにあたってそんなに問題ではありません。気象庁の導入している電気式湿度計はとても誤差が少ないものの、とても高価で、一般的な製品ではありません。気象庁以外では、一部の精密機械を作る特殊な工場などに導入しているそうです。

・デジタル湿度計では水の電気を通す性質を利用している
・メーカーによって計測方法に違いがある
・湿度計ではプラスマイナス3％程度の誤差は許容範囲である

湿度は、おおよその数値がわかれば日常生活に問題ありません。また、製品によって計測方法が大きく違うので、今現在使用している湿度計の計測方法を調べてみても面白いかもしれませんね。

湿度計と体調管理

デジタル湿度計を使って体調管理をしよう

最初に、なぜ温度計のほかに湿度計がついているのかを説明しましょう。人間は体温調節の際に汗をかきます。そして、その汗が気化する際に体温を下げる作用があります。ですが、湿度が高い場合、体温調節のためにかいた汗が気化されにくいという状態になります。そうすると体温調節がくるってしまい、その結果、熱中症になってしまうのです。なので、温度と湿度はセットで把握しておくことが重要になってきます。

それでは、快適な温度と湿度はいったいどの程度なのでしょうか？夏場で人間が快適に感じる湿度は、温度が22℃～26℃で50％～70％程度だと言われています。冬場で快適に感じる湿度は45％～65％程度だそうです。デジタル湿度計を使って大体この値の間に入っていれば、ひとまず安心といったところです。デジタル温度計の誤差はプラスマイナス3％程度であり、誤差が生じてもおおよその湿度は計測可能なので安心して使用できます。

・人間は湿度が上がりすぎると体温調整が難しい
・快適に感じる湿度は50％前後である
・湿度は温度とセットで把握することが重要

夏場は体温調整が難しい季節なので、デジタル湿度計を利用して、適度な水分補給を心がけることが熱中症にならないために重要ですね。

おすすめの湿度計

おすすめのデジタル湿度計紹介

デジタル湿度計はいろいろな種類が販売されているので、どれを使用してよいか迷ってしまいますよね。そこで、この見出しではおすすめの湿度計を皆様に紹介いたします。最初に紹介するデジタル湿度計は、シチズンから発売されている「コードレス温湿度計（簡易熱中症指標表示付き）THD501」です。この製品は親機センサーと子機センサーで、2か所の温湿度を計測することができます。例えば、離れた部屋にいるお子さんが熱中症にならないか親機で確認することができます。屋外の温湿度も計測できるハイスペックなデジタル湿度計です。

次に紹介するデジタル湿度計はドリテック（DRETEC）から発売されている「小さい温湿度計」です。この製品のおすすめポイントはとてもコンパクトで持ち運びに便利な点です。本体にストラップをつけて携帯することも可能です。また、熱中症とインフルエンザ注意の表示もしてくれます。外出するときに、携帯しておきたい製品ですね。

便利な機能が付いた温湿度計がたくさん販売されているので、自分のライフスタイルに適した温湿度計を使用しましょう。普段気温だけを気にしていた方は、ぜひ湿度にも注意を払ってくださいね。