ほとんどの人が普段何気なく使っている印鑑のインクについて触れてみましょう。
印鑑のインクは基本的には赤、もしくは稀に黒がありますが、実は青や緑、紫や黄色などカラフルなインクがあるのです。ここではそんなインクのカラーバリエーションから、手や服についてしまったインクの落とし方、インクの補充方法まで印鑑のインクについて詳しく解説をしていきます。
<目次>
印鑑のインクって何種類ある?
印鑑のインクの色にはどんな種類があるの?
印鑑のインクの色は赤だけだと思っている人も多いようですが実は様々な色のインクがあります。黄色や青、緑や紫などまるで絵の具のパレットのようにインクの色を楽しむことができます。ただカラフルというだけではなく、中にはグラデーションになっている朱肉などもあります。
色の種類としては基本的な12色のほか、青と紫の間の特殊な色などもありメーカーによってカラーバリエーションは様々です。
銀行の書類や重要書類にはこれまで通りの赤いインクの使用をおすすめしますが、個人的にハンコを作ってデザインをするというような時にはカラフルなインクを使って楽しんでみるのもいいでしょう。
インクは価格で何が変わるの?
印鑑のインクの価格には多少の差異はありますが、絵の具のようにあからさまに高いインクはなくシャチハタ用のインクカートリッジであれば1本200円から300円というのが相場でしょう。印鑑のインクの原料は油性顔料系のインク、もしくは油性染料系、水性顔料系などが使用されていますがどの成分であっても価格的にはそれほど変わりはありません。色味は多少異なるので気になるようであれば押し比べてみてもいいでしょう。インクを選ぶ際に朱肉であればケースの形の好みで選ぶ人もいますが、色味はそれほど変わらないのでそういった選び方をしても特に問題はないでしょう。
手や服などについた印鑑のインクはどう落とす?
手についたインクはこう落とす
手についた印鑑のインクがなかなか落ちなくて困った、という経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。例えば拇印を押した後に指についたインクはティッシュだけでは落とすのは難しいので、水やぬるま湯でこすりながら洗わないといけません。それでも落ちない場合はハンドソープを使って洗いましょう。中には油性のインクもあるので、水性に比べると中々落ちにくいのでその場合はマニキュアの除光液などを使う必要があるかも知れません。肌質によっては、除光液は肌荒れの原因にもなるので使う際は十分気をつけましょう。
服についたインクはこう落とす
印鑑のインクで衣類を汚してしまった時のインクの落とし方ですが、まずは濡らしたティッシュやハンカチでインクがついた部分を叩き洗いしましょう。歯ブラシを使って落とす方法もありますが、インクがたくさんついている状態で歯ブラシを使って擦ってしまうと汚れが広がってしまう恐れがあるのでまずは叩き洗いから行いましょう。ある程度汚れが落ちたらぬるま湯に浸けてもみ洗いをして、漂白剤に浸けてから洗濯をしてみてください。ある程度の汚れであればこの方法で落とせるとは思いますが、それでも落ちない頑固な汚れは素直にクリーニング店にお願いしたほうが良いかもしれません。
印鑑のインクを交換してみよう
シャチハタインクの補充方法について
シャチハタのインクの補充方法について解説をしていきましょう。カートリッジタイプの交換の手順です。
- ホルダーを外します。
- インクカートリッジを外して新しいカートリッジを挿入します。
- カチッと音がするのを(もしくはしっかりとハマって外れないか)確認しましょう。
- 12時間ほど捺印をせず馴染んだ時点で完了です。
仕事で頻繁にシャチハタを使うという場合は仕事終わりにインクを交換して翌日すぐに使用できる状態にしておくといいでしょう。また、使用済みのインクを取り出す時に手や机を汚してしまいがちですのでティッシュを2~3枚広げた上で行うことをオススメします。
朱肉のインクの補充方法について
朱肉のインクが薄くなってきらインクの補充を行いましょう。手順と方法をご紹介していきます。
- インクが入ったボトルをキャップをしたままよく振ってください。
- キャップを外してノズルを朱肉の盤面に押しつけるようにインクを塗り込みます。
- しっかりとインクが補充できているか、捺印しながら試してみましょう。
- 補充が完了したら、ノズルについたインクをディッシュペーパーなどで拭きとって完了です。
朱肉のインク補充もシャチハタ同様に手や机を汚してしまう可能性があるのでティッシュを敷いた上で作業を行うようにしましょう。
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