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キャスター付きのホワイトボード も人気ですが、片面だけで十分であれば余計な場所を取らない吊り下げ型が便利です。スケジュールや出勤管理、外出連絡などこまめに書き換えられるホワイトボードは業務にかかせません。ここではホワイトボードに使える吊り下げ金具や吊り下げの方法、また吊り下げ式ホワイトボードについてご紹介していきます。

ホワイトボードを吊り下げる方法

うっかり落下させたら危険!ホワイトボードを吊り下げるには?

ホワイトボードを吊り下げる際、考えなければならないのは重量です。軽いものであれば、ねじや釘で済みますが、重量のあるものはきちんとした吊り下げ用金具が必要になります。また、ホワイトボード側も、木枠か金属枠かによっても吊り下げる部分に使う金具が変わります。木製の枠の場合には、フックネジを入れ込み吊り下げ部分を作ります。アルミ枠の場合、多くは元々フックがついています。が、破損したり失くなっているときには、枠の裏側のレールを利用してフックの代わりになるものを入れ込みます。カーテンレール部分をイメージすれば、見当がつけられます。DIYショップなどで、強度を確認して購入してください。

穴あけNGの壁にはホワイトボードを下げられない?

賃貸物件や穴が目立つ素材の壁の場合、ホワイトボードを吊り下げるための穴があけられないということがあります。あまり大型でないホワイトボードや、軽量ホワイトボードであれば、つっぱりポールを利用するのがおススメです。床から天井までの長さのつっぱりポールを使い、固定するための板を付けるか、パイプやメタルメッシュを利用します。メッシュと一体化したパイプ型の固定枠であれば、かなりの重さにも耐えられます。また、天井の枠であればOKという場合には、天井からチェーンなどで下げる方法もあります。地震で大きく揺れることが考えられるため、念のため下方向もチェーンを使って床枠で留めると安心です。

ホワイトボードを吊り下げるために使う金具

ホワイトボード専用金具はどんなものがあるの?

ホワイトボード側の専用金具は、枠部分が通せるようになっている「通し金具」です。しっかりとホワイトボードの重量に耐え、外れることがありません。枠の幅で移動させることができるので、壁側の釘幅に合わせることができます。また、レール式になっている枠用の金具もあります。L字固定金具は、動かすことができませんがより強力にホワイトボードをサポートします。重量のあるタイプには、こちらの方安心です。
壁側の金具としては、通常のL字やヒートン形のネジ型金具の他、石膏ボード用やパーティーション用フックなどがあります。

ホワイトボードを吊り下げるために代用できるのは?

小型ホワイトボードやスケジュールボードであれば、ひもと釘でも吊り下げは可能です。スチールなどのマグネット対応になると、重さがあるので汎用の鏡用取り付け金具などが安心です。5kg程度までであれば、チェーンで吊り下げることも可能です。鏡用吊り下げ金具には、「三角型吊り金具」などがあり、10kg程度の重さまでは耐えられます。また、揺れ防止金具もホワイトボードの作りによっては利用ができます。ボード側も壁側も同じ金具を利用し、それぞれ下向きと上向きに設定します。金具同士をかみ合わせることでより、固定させることができます。

吊り下げ式のホワイトボードもある

重さ1/2の吊り下げ専用ホワイトボード

吊り下げ式ホワイトボードは、ほとんど場合かなり軽量化されています。中には一般のホワイトボードの1/2の超軽量の商品も開発されています。スチールと特殊樹脂を使い、薄く軽くても反りかえりの心配がありません。マグネットにも対応し、マーカーやイレーザーのセット付きです。吊り下げのホワイトボードとしては理想的ですが、一般的な吊り下げ式のホワイトボードよりもやや高めの価格設定となっています。

○超軽量吊り下げ式ホワイトボード価格例

大きさ 重量(kg) 値段(円)
450×600 1.3 3620
600×900 2.4 6200
1200×900 4.4 11340
1800×900 6.5 15241

予定表・年間・月間行事表の用途に

吊り下げのホワイトボードは場所を取らず、裏面を利用する必要がない用途に向いています。無地も人気がありますが、用途別に最初から罫線の入ったホワイトボードの種類も多数あります。予定表や、行事表、外出記録など縦型・横型それぞれそろっており、吊り下げる場所に合わせて選ぶことができます。一度購入すると長く使う場合が多いため、あえてやや価格が高めのホーロー加工を選択するという人もいるようです。また、業務に合わせてオリジナルの罫線を付けるサービスも提供されており、吊り下げタイプのホワイトボードならではの利用がされています。

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