業務用でコピー用紙を買うときに何枚で買うのが一番良いのかは意外と重要なのです。いつも500枚で買っているから、2500枚で買おうと思っている人、5000枚のコピー用紙ってどれくらいの価格、重さなんだろうという人に向けて5000枚のコピー用紙のメリット、デメリット、価格相場などまとめました。
<目次>
コピー用紙を5000枚で買うべき3つの理由
オフィスでは欠かすことのできないコピー用紙。毎日使う消耗品であるがゆえ、できる限り「まとめ買い」でのコスト削減をはかりたいものですね。
まとめ買いでは特に、5000枚という単位での購入がおすすめ。その理由は3つあります。
5000枚で買うと500枚や2500枚より安い
オフィス用品の通販サイトでは、まとめて買うことで通常よりも安く買うことができます。コピー用紙は一度に大量に買えば買うほど安くなるので、5000枚で買うのは500枚や1000枚、2500枚で買うよりも低い単価で買うことができるのです。
実は5000枚で買うことで、1枚あたり0.1円以上安くなることもあるのです。5000枚買うとすると500円も経費を浮かせることができるので大きな節約ですね。
5000枚で買うとコピー用紙購入の手間が省ける
コピー用紙を5000枚買うメリットは、コスト削減だけではありません。コピー用紙の購入の手間、という時間とマンパワーの削減にもつながります。
また、ちょくちょく買っていると経費の計上も随時おこなわなければなりませんよね。
会議の前や営業に出かける前に、「企画書を印刷したいのに紙がない!」…。そんなトラブルにならないためにも、コピー用紙はできる限り多めに準備しておくことをおすすめします。
まとめ買いでありがちな買いすぎの可能性はない
「まとめ買いはしたいけど、紙が劣化しないかしら」とお迷いの方。そのようなご心配は無用です。
コピー用紙は消耗品ですが、食料品などとは異なり使用期限が決められたものではありません。一般的なコピー用紙は中性紙ですので、保存できる期間は100年以上と言われています。
もちろん、保存場所の環境などにより劣化する場合もありますが、経年劣化に関してはほとんど気にしなくて良いでしょう。
いずれ使うということが前提であれば、買い過ぎで困ることもありませんね。
コピー用紙5000枚まとめ買いするのに気を付ける2つのこと
コピー用紙を5000枚も買うのには、それなりに気をつけなければならないこともあります。5000枚購入のメリットデメリットをしっかり理解しておきましょう。
1.保管スペースを確保しておく
コピー用紙をまとめ買いする際には、保管場所の確保をお忘れなく。重さや厚みを参考に、適切な場所への保管をおすすめします。
適切な場所とは、
①直射日光が当たらない場所
②静電気が発生しない場所
③コピー機や空調、ヒーターなど温度変化を生じるものが近くにない場所、です。
外気や湿気の影響を受けやすい床に直置きしたり、外壁の近くに保管するのは避けたほうが良いでしょう。
スモールオフィスでは、5000枚ではなく1000枚、2500枚をセレクトしたほうが良い場合も。執務スペースが狭くなったり、動線を妨げることがないよう、検討してみてはいかがでしょうか。
2.途中で紙を変えたくなったときに不便
使い慣れているコピー用紙であれば問題はありませんが、初めて買うコピー用紙の場合は注意が必要。「使ってみたら、紙の質がちょっとな…」という場合、残りの用紙をいやいや使用することになってしまいます。
コピー用紙を新しいものに変える際は、まずは500枚から試しに使ってみる、という方法も選択肢に入れましょう。
また、ひと月単位で経費を見直したい、という場合にも、まとめ買いをしていると少々不便です。ひと月にどのくらいコピー用紙を使ったかをしっかりと把握するため、パッケージに開封した日付を書いておくなどの対策をとりましょう。
コピー用紙500枚、2500枚と比較。枚数ごとの利点まとめ
ここではコピー用紙500枚、2500枚と5000枚におけるメリット・デメリットを以下の表にまとめました。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
500枚 | ・初めて購入する場合に最適 ・持ち運びや収納面に優れている |
・単価が高い ・頻繁に購入する必要がある |
2500枚 | ・多少のコスト削減効果あり ・送料無料になる場合あり |
・比較的購入頻度が高い ・比較的保管スペースをとる |
5000枚 | ・コスト削減効果が大きい ・ストックとして十分な量を確保できる |
・保管スペースをとる ・保管方法に注意が必要 |
いかがでしょうか。
500枚と5000枚ではコスト面、スペース面で大きな違いが生じるのはご承知かと思います。
2500枚は5000枚に比べ、スペース的には半分になりますが、コスト面では半額とはいきません。
コスト、スペース、使用頻度などを十分検討の上、購入枚数を決定したいものですね。
枚数が多いほどコスト削減効果が高まるのは必定ですが、まとめ買いの効果はもうひとつ。それは、用紙の価格上昇に対するリスク回避です。
2015年4月には実際、円安の進行による輸入原材料高を受け、製紙会社が印刷用紙の価格を約1割値上げしました。
コピー用紙を定期的に購入する、保管スペースがある、というオフィスについては、ぜひ5000枚以上のストックを検討してみてはいかがでしょうか。
郵便や保管に気になる!コピー用紙5000枚の重さと厚さ
A4サイズのコピー用紙5000枚の重さは約20kg
コピー用紙5000枚と一口にいっても、どのくらいの重さなのか容易に想像がつく方は少ないかと思います。
ですので、以下に代表的なサイズ毎の重さをまとめました。
サイズ | A5 | A4 | A3 | B5 | B4 |
重さ | 約10kg | 約20kg | 約40kg | 約15kg | 約30kg |
いかがでしょうか?重さについては、スーパーで買うお米をイメージすると想像しやすいかもしれませんね。
またコピー用紙のサイズは数字が1つ大きくなると大きさも倍になる(A4はA5の2倍のサイズ)ので、重さもそれに伴い倍になるのです。これで普段使わないA7やB2などの重さも簡単に計算できますね。
コピー用紙5000枚の厚さは40~50cm
一般的なコピー用紙では、1枚の厚みが0.08〜0.10mmとなっています。これが5000枚重なると、計算上は40〜50cmに。コピー用紙5000枚を購入した場合、通常は500枚が10セット。
ですので、1セットの厚みは4〜5cmということになりますね。
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