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事務所の窓に遮光や断熱のために設置したいブラインド、選び方などよくわからないですよね。そこでこのページでは事務所用のブラインドの特徴や価格の比較を紹介します。カラー展開やカーテンとの違いも合わせて確認しておきたいですね。

事務所用のブラインド、種類や価格を比較

事務所用ブラインドを選ぶ時に注意したい3つの特徴

事務所にブラインドを設置するときに、業務用ブラインドとして確認しておきたい特徴は次の3つです。

  • 大型の窓にも対応
  • 耐久性に優れる
  • 自動開閉

事務所用ブラインドの5つの種類の価格比較

ベネシャンブラインド
ベネシャンブラインドとは、オフィスで最も広く使われている、アルミ製の横型ブラインドです。実用性重視で、デザイン性に優れたものは少ない。

ウッドブラインド
ウッドブラインドは、木で作られたブラインドです。羽の厚みは約35mm~50mmの種類から選べます。木の重さの分、開閉に時間がかかるので、あまり頻繁に開け閉めしない場所におすすめです。安いものから高いものまであり、価格によって質や耐久性に差が生まれます。

バーチカルブラインド
バーチカルブラインドとは、縦型で、羽にカーテンと同じような布が用いられているブラインドです。

ロールスクリーン
ロールスクリーンとは、スクリーンを本体に内蔵されたスプリングによって巻き上げるタイプのブラインドです。ロールスクリーンには、主に2つの巻き取り方法によって分類されます。

  • 「チェーン式」・・・上げ下げに時間がかかるも、途中で止めることが容易にでき、壊れにくいのが特徴です。操作は簡単ですが、チェーンの分だけ横幅が広くなってしまうのが欠点です。
  • 「プルコード式」・・・本体の中心に紐が付いており、それを引く事により生地が下がってくるタイプです。高所に取り付ける場合は、紐を長くしないと背の低い人が届かない、逆に地面近くに設置すると閉める度に屈まなければならないという欠点があります。

プリーツスクリーン
プリーツスクリーンとは、一枚の生地をスクリーン状にプリーツ加工を施すことにより上下の開閉が可能となったブラインドです。横から見るとギザギザになっているのが特徴です。障子の代わりに、和室に用いられることもあります。

メリット デメリット 価格
ベネシャンブラインド
  • 価格が安い
  • カラーバリエーションが豊富
  • 軽いため、開閉が楽
  • サビ、カビに強い
  • 耐久性が高い
  • ほこりが溜まりやすい
  • 風が吹くと音がうるさい
  • デザイン性に欠ける
価格は約3000円〜と、ブラインドの中では最も安い種類に分類される。
ウッドブラインド
  • オフィスに暖かさが生まれる
  • 遮熱機能がある
  • (外からの熱や寒さを遮断し、部屋の中の冷暖房の熱を逃がしません。)

  • アルミブラインドに比べ、ほこりが溜まりにくい
  • 重量があるため、開閉に時間がかかる
  • 湿気や気温によって劣化しやすい
  • 遮光性に弱い
アルミブラインドに比べると高め。安いものは、「塗装にムラがある」「”たわみ”が起きやすい」「開閉に重さを感じる」などの欠点があり、逆に値段が高いものは耐久性に優れており、重量を感じにくいものが多い。
バーチカルブラインド
  • ほこりが付きにくい
  • 大きな窓が綺麗に見える
  • 風に吹かれると絡まりやすい
  • 小さな窓には向かない
  • 少しでも開けると、中が丸見えになる
価格は2万円弱〜。大きいものになると10万円近くするものもある。他の種類のブラインドに比べると高めの値段だが、その分デザイン性に優れている。
ロールスクリーン
  • 開け閉めが楽
  • 窓以外にも部屋の仕切りに使える
  • 開けるとコンパクトにまとまる
  • 完全に遮光できるわけではない(隙間ができてしまう)
  • 洗濯できない生地が多い
小さいタイプだと5000円前後と決して高い値段ではないが、大きいものや生地が優れたものは3万円以上する場合もある。
プリーツスクリーン
  • デザイン性に優れる
  • 和室によく合う
  • 光の調整がうまくできない(開けるか閉めるか)
  • 洗濯できない、ほこりも取りづらい
安いものだと6000円未満だが、高いと3万円近くする。和紙・布などの種類やブラインドの大きさによって価格が大きく変わる。

事務所用ブラインドの2つのタイプ、横型と縦型の違い

横型
横型ブラインドの羽は一つ一つに圧力がかかるため、たるみやすい。使われる素材も強度が必要な木製・アルミ製などに限られる。全開時には窓がスッキリとし開放感があるが、降ろすと風によりバタバタと音を立てる。縦型に比べ汚れやほこりがつきやすい。

縦型
横型に比べると羽に強度が要らないため、布やレースなどを用いることができる。全開時には窓の両サイド、もしくは片側にブラインドが残り、見た目はスッキリとしない。閉じているときは、風が吹いても横型に比べると多少滑らかに揺れる。汚れは比較的付きにくく、布地のものは洗濯できるものもある。

事務所の遮光カーテンとブラインドの特徴を比較

カーテンの特徴

耐久性に優れ、平均で10年程度使用することができる。洗濯・クリーニングが可能。どんな大きさの窓に対しても、調節することができる。遮光性、断熱性ともに優れている。色や柄、デザインが圧倒的に多い。ただし、ブラインドに比べると値段は高く、閉めた際に場所を取るというデメリットもある。

ブラインドの特徴

ブラインドの耐久年数は、種類によって異なりますが、およそ5年から8年と言われています。差し込んでくる日差しの、絶妙な調節に優れています。カーテンと比べると汚れは付きやすく、掃除もやりづらいですが、ブラインドが完全に閉じた際は、ピタッと綺麗にまとまります。風が吹くとバタバタ音がし、断熱性には優れませんが、カーテンよりも価格はだいぶ安く手に入れることができます。

事務所用ブラインドの色はこの6色、特徴を比較

通常、オフィス用のブラインドのカラーは白やグレーなどが一般的ですが、意外にもカラーバリエーションは豊富にあります。ここでは、ブラインドのカラーによるオフィスの雰囲気や効果、風水などをご紹介します。

白 [生活臭のない洗練された空間を演出]

  • 清潔感を象徴する
  • 空間に広がりをもたらす
  • 閉塞感の軽減

グレー [仕事の能率を上げる、オフィスの定番色]

  • 神経を和らげる
  • 他人を配慮する気持ちを養う
  • 見つめ過ぎると、無気力になる

茶色 [慎重かつ確実に、仕事を進めたい時の色]

  • 気持ちを落ち着かせる
  • 自信とゆとり、安心を与える
  • 堅実で慎重な仕事ができる

青 [自制心と忍耐力に溢れる色]

  • 冷静かつ論理的な思考になる
  • 過労を抑える
  • 肉体的・精神的バランスを保つ
  • 単純作業、頭脳労働に適する

緑 [調和を象徴する色]

  • リラックス効果が生まれる
  • 無駄な出費を避けれる
  • 社員の調和を保てる
  • 精神と肉体のバランス回復

赤 [エネルギッシュで暖かい色]

  • 体感温度の上昇
  • 社員に積極性を与える
  • 行動を活発にさせる
  • 冷え性、低血圧に効果的

*南の部屋にブラインドを置くのは風水的にはあまり良くないようです。また、ウッドブラインドなどの木でできたものは東側に、金属のブラインドは南、西、または北西に設置しましょう。

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