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空気が乾燥してくる時期はマスクを手放せないという人も多いのではないでしょうか。ここではそんなマスクの効果的な着用の仕方から、意外なマスクの効果、花粉症対策のマスクの装着方法に至るまで、マスクについて徹底的に解説をしていきます。マスクの着用方法について理解を深めたい方は、ぜひともこの記事を参考にしてみてください。

マスクは顔を隠すだけじゃない？〜着用による効果〜

マスクの効果とは

都内の秋や冬など空気が乾燥した時期に満員電車に乗ると、大半の人がマスクを着用しています。満員電車となると人と密着してしまうので、ウイルス対策でマスクを着用しているようですが、実際の効果についてはどうなのでしょうか。マスクの種類にもよりますが、マスクを着用していると着用していないとでは、風邪やインフルエンザの感染に大きな影響があるようです。季節の変わり目や、自身の体力が低下しているときは、マスクを着用したほうが良さそうです。また、ウイルスを防ぐ効果とは別に肌を保湿してくれるという効果もあるので、乾燥しやすい時期は肌を守るという意味でも着用しておくといいかもしれません。

心理的にも効果がある？

マスクはウイルスを防いだり、肌の保湿という目的で使うことがほとんどですが、マスクを着用することによって対人関係が楽になるという人も多いようです。眼鏡をかけるとガードされている心理状態になるという人がいますが、マスクも同様です。マスクは顔の表情を読み取られ難いので、積極的にコミュニケーションがとれるという心理状態になるようです。また、現代はストレス社会でもあり、生活環境が原因で口臭に悩まされている人も少なくありません。そんな人はマスクを着用することで気兼ねなく相手と話せたりするようになるそうです。対人恐怖症の人がマスクを付けるとコミュニケーションが取りやすくなるのはそういった効果があるからかもしれません。

花粉症への対策として、マスクは効果的なのか

花粉症対策でマスクは効果ない？

花粉症対策として真っ先に思い浮かぶのがマスクの着用です。しかし、なかには花粉症対策としてマスクは効果がないとも言われています。実際のところどうなのでしょうか。マスクの商品パッケージに表示されている「99%カット」という言葉について調べてみたところ、それは間違いなく真実だということが判明しました。マスクはインフルエンザのウイルスをカットしてくれます。インフルエンザのウイルスの大きさは約0.1マイクロメートルだと言われています。これに対して花粉の大きさは20マイクロメートルもあるのです。単純計算でもインフルエンザウイルスより約20倍もの大きさの花粉を防げないということはありえません。もし効果が実感できないというのであれば、それはマスクの着用の仕方に問題があるのかもしれません。

花粉症対策として正しいマスクの付け方とは

花粉症対策としてマスクを着用しても、効果が全く感じられないという人に共通する点は「隙間」です。ただマスクで顔を隠しているだけでは、もちろん効果は現れません。鼻から顎までしっかりと覆って初めて効果が出てくるのです。しっかりとブリーツを広げて、鼻の入り口までカバーしましょう。もうひとつ大事なのが、マスクのサイズです。大きすぎても小さすぎても隙間が生まれてしまうので、適切なサイズのマスクを選びましょう。また、人それぞれ顔の骨格が異なるので、様々なマスクを試してみてぴったりフィットするものを使い続けるという方法もおすすめです。

インフルエンザや風邪への対策として、マスクは効果的なのか

インフルエンザ対策にマスクは効果があるのか

インフルエンザ予防対策として多くの方がマスクを着用しますが、実際の効果についてはどうなのでしょうか。インフルエンザのウイルスの大きさは平均して0.1マイクロメートルだと言われています。しかし、マスクの網目の大きさは3マイクロメートルといわれており、遥かにインフルエンザのウイルスの方が小さいのです。これでは到底マスクではインフルエンザのウイルスを防ぐことはできません。しかし、インフルエンザのウイルスに限っては、飛沫感染は考えられにくいとされており、インフルエンザが感染するルートは接触感染がほとんどだとされています。しかし、何も対策を講じないよりは、マスクを着用したほうがいいのは火を見るより明らかです。

風邪対策にマスクは効果があるのか

マスクを着用したからといって、風邪のウイルスから完全に身を守るということは難しいようです。風邪のウイルスの大きさはインフルエンザ同様で、マスクの網目よりも遥かに小さいものなので、完全に防ぐにはそれこそ宇宙服レベルの装備が必要になります。しかし、風邪の菌は乾いた空気を好むのに対して、マスクを保湿効果があるので、風邪を発症しにくくすることはできるかもしれません。また、自身が風邪をひいている場合は周囲に風邪の菌を撒き散らさないようにマナーとしてマスクを着用することも大切です。