ボールペンのインクに関する「濃い」話し
皆さんはボールペンに使用されているインクの種類や成分を把握して、使いこなしているでしょうか?実はボールペンに使用されているインクには数多くの種類が存在しています。すぐに固まるインク、インクの色、インクの成分配合など、メーカー独自の特殊なインクまで、数え切れないほど存在します。この記事では、そんなインクの奥深い世界を紹介します。
<目次>
ボールペンのインクは意外と種類がある
インクの種類紹介
インクの種類には意外と種類があることを御存知でしょうか?普段私たちが多く利用しているボールペンのインクは油性のインクです。このインクの特徴は耐水性に優れており、一般的には正式な文書に使用されています。このほかに、水性インクというものが使用されています。このインクの特徴は紙に染み込みやすくインクの色にもバリエーションがあります。さらに、この両方の特徴を持ち合わせているゲルインクというものもあります。このインクは顔料インクに分類されることがあります。以下にインクの種類の特徴をしめします。
油性インク | 水性インク | ゲルインク |
・ 一番普及しているインク
・ にじみにくい ・ 耐水性に優れている |
・ 紙への定着率が高い
・ インクのカラーが豊富 ・ なめらかな書き心地 |
・ すらすらと書きやすい
・ 書き心地が良い ・ インクのカラーが豊富 |
インクを変えることで文字がきれいに書けることありますので、普段とは違うインクを試してみるのも良いかもしれません。
ボールペンのインク、その成分は何?
インクの成分紹介
インクは主に3種類の成分が配合されています。溶剤関連、インクの色を決める色素、インクが紙に定着させるための定着剤の3種類です。このような成分の配合の割合によって書き味やインクの定着率が変化してきます。以下にインクに使用されている成分をまとめます。
・油性インクは有機溶剤関連を使用して定着剤を溶かしています
・水性関連は水分を多く含んでいます
・色素を決めるためには染料と顔料が使用されています
インクの配合は難しく、とても奥深い世界ですね。自分の使用しているボールペンのインクの成分を調べてみるのも面白いかもしれません。
ボールペンのインク、何色ある?
ボールペンインクカラーの世界!
やはり、きれいな発色をするインクは水性インクですね。そこで、きれいな発色をする、おすすめの水性インクを紹介します。
ゼブラから販売されている「水性ボールペンサラサクリップ 10色」が水性ボールペンの中ではおすすめです。この水性ボールペンのおすすめは10種類のカラーバリエーションだけではなく、耐水性にも優れている点です。水性なので色を重ねることで、味のある文字が書けます。以下におすすめポイントをまとめます。
製品名/メーカー | おすすめポイント | 値段 |
水性ボールペンサラサクリップ 10色/ゼブラ | ・ 10種類のカラーバリエーション
・ 耐水性に優れている |
800円前後 |
黒色だけでは味気ないと感じている人には、水性のボールペンのカラフルな色を使用しても良いかもしれませんね。
ボールペンのインクが固まっても、これで書き味が復活!
インクが固まった際の対処方法
インクが固まったときに唾を付けたりする人がいますが、その姿を見て、不愉快に感じる人もいますので、おすすめの方法とは言えません。もしインクが固まってしまった場合は最初に試し書きをしてみましょう。何度か紙の上をなぞっているとボールペンのボールの部分が回転をして潤滑剤の役割を果たしてくれますので、試し書きをしてみましょう。
何年も使用していないボールペンの場合はお湯につけてみるのもおすすめです。ライターであぶる人もいますが、とても危険な行為なので絶対に真似をしないでください。以下にインクが固まった際の対処方法を示します。
・試し書きをする
・ぬるま湯に付けてみる
・インクの芯を交換する
できることならば普段からボールペンを使用してください。どのような製品も使用しなければ故障しますので、インクが固まらない予防策をとることも重要です。
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