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デジタルカメラの機能は、昨日よりも進化している

SNSでの投稿などで、写真が一層身近になってきています。よりきれいな写真を撮りたい、本格的にデジタルカメラ で写したいと思っている人も多いのではないでしょうか。でも、今のカメラは複雑すぎて、よく機能がわかりませんよね。購入するときにはどんなポイントから選んだら良いのでしょうか。そこで今回は、デジタルカメラが欲しいと思ったときに目安いとなる機能比較や、おすすめの使い方・自撮りテクニックなどをご紹介していきます。

デジタルカメラに搭載されている一般的な機能

初心者にはまずこれが必要 充実の撮影サポート機能
コンパクトデジタルカメラと呼ばれるもっとも気軽なタイプのカメラでも、最近ではさまざまな機能がついていますよね。撮影に慣れていない人に優しい機能としては、次のようなものがあります。

・手ブレ補正
・顔認識
・連写機能
・露出補正
・自撮り機能

写真撮影時にどうしても手が動いてしまう悩みを解決してくれるありがたい機能が、手ブレ補正。現在は、センサーシフト式とレンズシフト式という2種類があります。いずれも、手ブレに合わせてセンサーやレンズを動かすしくみですが、カメラによって補正の程度が異なります。
人の顔を自動的に検出してくれる機能は、スマホでもすっかりおなじみですが、ピントや露出も合わせてくれるのでとても重宝ですよね。肌の明るさ、色合いまで調整する機能や、どれだけの人数まで認識できるのかなどで差が出ます。
連写機能はどのカメラにもありますが、速度や枚数に違いがあります。動きの速いものを撮るときには使いたい機能です。どれくらいキレイに、どのくらいの枚数が撮影できるのかチェックしましょう。
自撮り機能は、液晶モニターを180度ひっくり返して確認しながら写せる機能。スマホの背面カメラよりもキレイに撮ることができます。

デジタルカメラを使いこなすためのおすすめな機能

どこまで撮るかで搭載機能をチョイス
スマホのカメラと比較してもっとも期待する機能が、ズームです。子どもの運動会や、旅行先での風景写真など、美しい拡大写真が瞬時に手に入ります。比較的安価なモデルでも光学30倍ズーム、ハイスペックなものだと光学83倍という機種もあります。ブレずにくっきりと、まるで目の前のものを写すかのような感覚で写せたら嬉しいですね。
液晶モニターの角度を変える機能は、チルト可動式液晶モニターと呼ばれます。この機能を使えば、無理な姿勢をとらずにハイアングル・ローアングルな角度から被写体をねらうことができます。構図に凝りたい人にはおすすめの機能です。

デジタルカメラを持つと暗さも怖くない
ロマンチックな思い出を撮影したかったのに、画面が真っ黒の写真しか写せなかったという経験はありませんか?スマホ写真ではなかなか暗いところでの撮影が、うまくいきません。今のデジタルカメラには、「ナイトモード」、「夜景モード」など夜間向けの機能が搭載されています。この機能があれば、夜間の撮影も気軽に挑戦することができますよね。
もし、夜間撮影用の機能がなくても、シャッタースピードを調整できるカメラであれば、大丈夫。通常よりもシャッタースピードを遅く設定することで、夜間撮影機能と同様の効果が得られます。

デジタルカメラでも動画撮影できる

急激に進化したデジタルカメラの動画機能
以前のデジタルカメラでは、動画機能といってもほんのおまけ程度でしたが、このところ一気に進化を遂げているようです。1920×1080ドットのフルハイビジョン画質に対応した製品も見られ、大画面で見ても劣化がありません。AVCHD規格に対応し、高画質でAV家電との接続も簡単です。さすがにビデオカメラと比較すると、ズーム速度、露出、広角度などに差がみられますが、静止画を撮りながら動画を急に写したい時という程度ならば、十分に使える機能といえるでしょう。

「最大29分59秒まで」がデジタルカメラ動画の仕様
デジタルカメラで動画が撮影できると、わざわざビデオカメラを持っていく必要がないのでとても便利ですよね。今のデジタルカメラでも、20倍ズームなどがあり、短時間の撮影であればかなり良く撮ることができます。が、30分を超える長時間使用には向いていません。
バッテリー容量の問題や、駆動部分にかかる負荷の問題もありますが、製品としての制限にも理由があります。30分以上動画撮影できる機器はビデオカメラと見なされ、EUへの輸出の際の関税が高くなるためです。また長時間の動画撮影によりイメージセンサが発熱すると、故障の恐れがあるため、シャットダウンする場合もあります。

自撮り機能をうまく使って自分をかわいく(かっこよく)

自撮り専用機能をフルに利用しよう
最近は一眼レフなど、ハイスペックな機種にも自撮り機能が搭載されるようになりました。やや本体が重い機種には、自撮り専用のセカンドシャッター付きも登場しています。また、女性に嬉しい美顔・美白化、さらにスリムモード機能を搭載したモデルまであります。三脚を使ったり、テーブルに置いて固定する際に便利なのが、笑顔検出を自動起動する機能。ウインクによってシャッターを切るなど、ハンズフリーで撮影できる機種もあります。自撮り棒を使わなくても、スマートに自撮りできるのがポイントです。

キレイな自撮りのカギは光にあり
光線の加減によっては、顔に余計な陰影がついて老けて写ったりします。なるべく光量のあるところが良いのですが、直射日光が当たり過ぎても白く飛んだ写真になります。光を調整できるレースのカーテン越し、白いテーブルの反射、白い布などを利用すると、程よい明るさで生き生きとした表情を撮影できます。
人の顔は角度によって印象が変わりますが、可愛らしさを強調する上目づかいは、やり過ぎると不自然です。下を向きすぎると二重あごになりますので、少しあごを引き気味で写しましょう。真正面よりもあごや鼻すじなどのラインを出すと、よりシャープなイメージで写せます。身体全体を写す場合には、斜めのラインを意識してみてください。
本や小物、カップなどアイテムを使うと、日常のひとコマの柔らかさと親しみが生まれます。いつもカメラをにらむのではなく、わざとレンズから目線を外してみるのも自然でおしゃれな雰囲気が生まれます。

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