コピー用紙の白さ、業務用で使うべき白さと価格の関係

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コピー用紙は単純に白色といっても、白さに違いがあります。会社や学校のコピー用紙の資料と自宅のコピー用紙の白さが違うという経験はないでしょうか。それが白さの違いです。ではこのコピー用紙の白さの違いはどこで生まれるのでしょう。このページではコピー用紙の白さの基準である白色度についてや場面別の使用に適したコピー用紙の白さの比較などコピー用紙の白さについてまとめました。

目次

-白色度はコピー用紙の白さの基準。高白色、低白色とは
-コピー用紙の白さの違いは再生紙だから。白くないコピー用紙は環境に良い
-コピー用紙の白さと価格。白いコピー用紙の方が安いのは本当?
-パターン別、業務で使うのに向いている白さ分析

白色度はコピー用紙の白さの基準。高白色、低白色とは

コピー用紙の白さの基準は白色度

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白色度とはコピー用紙の表面色の白さを表したものです。日本工業規格いわゆるJIS規格で規定されている指標のことをいいます。現在は世界基準のISO白色度が採用されています。白色度は紙の物性(物質の持つ性質)を示す数値で、コピー用紙表面の白さを光の反射率で表したときに高い数値だと「白色度が高い」というわけです。
要するに白色度が高くなるとその分見た目も白く見えるのです

一般的なコピー用紙ではその白色度は80%〜95%ほどです。白色度が低いものになると、新聞紙の白色度は55%ほどです。なんとなく白色のイメージはついたと思います。他にも、森林環境への影響に配慮したエコマーク再生紙では白色度が70%程のものがあります。このような再生紙は他の普通のコピー用紙に比べて白さが弱く見えると思います。

白色度0%というのは真っ黒の状態を意味します。またその逆に白色度100%というのは真っ白なことを言います。

白色度90%以上が高白色。低白色は70%未満

高白色低白色という白色度の種類を聞いたことがあると思います。ではどのようなものが高白色、低白色というのでしょうか。

一般的に白色度が90%以上のものが高白色と言われています。いわゆる上質紙は普通、白色度80%以上のものがほとんどです。一方で再生紙などの白色度70%ほどのものを低白色のコピー用紙と言います。
ただし少々わかりにくいかもしれませんが、見た目だけで白色度を決めているわけではありません。同じ白色度でも用紙によっては青みがかっている、黄色味を帯びているなど人間の視覚的にも微妙な違いがあります。白色度が同じものでも見た目にちがいがあるのはそのためです。しかし同じ白色度であればコピー用紙の白さの色にそこまで大きな差があるわけではありません。

コピー用紙の白さの違いは再生紙だから。白くないコピー用紙は環境に良い

コピー用紙の白さに違いが生まれるのは再生紙の古紙配合率の問題です。一般的に白さが弱いコピー用紙というのはリサイクル用紙や再生紙なのです。これは、再生紙の材料となる新聞や雑誌に含まれていた細かいインクのため白色度が低くなってしまいます。

このことから、白色度の低いコピー用紙は環境に配慮した製品のイメージを持たれます。再生紙は一度漂白して作られた紙を材料にして作られるためチップから作るパルプ100%の紙を作るときよりも少ない漂白剤の使用で白くすることができるのです。そのため白さの弱い再生紙のコピー用紙は、とても環境に配慮したエコなコピー用紙と言えると思います。

ただし、加工の過程で漂白することにより、再生紙にも関わらず高白色のコピー用紙として作られているものもあります。つまり単純な白さだけで再生紙かどうか判断できないのです
再生紙を原材料として加工する際に細かい不純物を取り除くことや洗浄すること、漂白することで古紙の配合以外にも白色度を高くすることが技術的には可能になっています。このような商品は当然エコとはいえません。白さの他にもエコかどうかの確実な判断基準としてグリーン購入法というのが目安となっています。

コピー用紙の白さと価格。白いコピー用紙の方が安いのは本当?

コピー用紙を買うときに一番に気にするのはその価格だと思います。では、コピー用紙の白さが変わると価格は変わるのでしょうか。
通常、品質の良いとされる上質紙は白色度も高くまた、価格も一般的に低白色の再生紙などと比べると安くなります。ただ、原材料の古紙配合率などの違いで安い再生紙もあります。白さの違いだけで価格に差があるというわけではないのです。

コピー用紙には白さのほか坪量という紙の厚みや強さによっても特徴があります。この二つの指標はコピー用紙を選ぶ基準のひとつになっています。白さだけではなく、どのような用途で使用するかを考慮して選ぶとよいでしょう。例えばモノクロ印刷での使用かカラー印刷での使用か、紙詰まりしにくいもの、ファイリングに適したもの、などでも用紙を選ぶことをおすすめします。

白色度だけで選ぶなら再生紙でも高い白色度のものが作られています。
再生紙やわら半紙など白さにかかわらず製造工程にコストがかかるため価格も高くなります。白くなくても高くなってしまうというわけです。

パターン別、業務で使うのに向いている白さ分析

カラーの写真やデータの多い資料を印刷する場合

カラーの写真やデータの多い資料などを印刷したいときはカラーが鮮やかにプリントできる高白色のものがおすすめです。裏移りしにくい厚みがあり、カールしないものを選ぶとよいでしょう。

お客様や取引先に渡すような資料を印刷する場合

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お客様や社外に向けて渡す資料の印刷にはどのような白色度のものがよいのでしょうか。社外へ出す大切な資料には見た目も重要視されます。そんな大切な資料の印刷をするときは高白色の用紙で印刷するのがおすすめです。高白色の用紙なら見栄えもよくなり資料の印象もよくなるでしょう。

あえて再生紙を使用する際は上質再生紙のような高い白色度の用紙を選んで使用することで、環境に配慮した企業としてのイメージアップにもなるでしょう。

社内でのみ使う場合

印刷の用途は社内に限る場合で、高い白色度を必要としない資料には低白色再生紙でもよいでしょう。環境へ配慮することで社会貢献につながります

社内では低白色再生紙の使用をルールにしている会社も多いと思います。一方で社内で使用する資料でも白さにこだわる方は決して少なくありません。もしも紙の白さによっては資料の見栄えが劣る、そんな声がまだ聞かれるなら、ぜひ一度高白色の再生紙を試してみてはいかがでしょうか。ただ再生紙の品質によっては価格が高白色の上質紙と変わらないものもあります。コストを重視するなら再生紙の配合などでも変わってくる価格を吟味して比較するとよいでしょう。

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