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シャープペンシルの芯にも様々な種類があります。細いものから太いもの、濃度についても薄いものから濃いもの、さらには豊富なカラーバリエーションまであり、書き心地や用途によって使い分けることができます。ここではシャープペンシルの芯について様々な角度から解説をしていきますので、シャープペンシルの芯選びで悩んでいる人は是非ともご参考ください。

シャープペンシルの芯の「太さ」はいろいろある

芯の太さにはどんな種類があるの?

多くの筆記用具がそうであるように、シャープペンシルの芯にも様々な太さがあります。最も細いもので0.3mm、最も太いもので2.0mmだと言われています。
詳しくはこちらの表を参照してください。

細い 0.3mm
0.5mm
0.7mm
0.9mm
太い 2.0mm

価格についてはメーカーによって差異がありますが、最も太い2.0mmになると価格も少しだけ上るようです。様々な太さの芯を比べて書きやすい太さを選びましょう。

最もスタンダードな芯の太さとは?
最も使われている芯の太さは0.5mmのようです。文房具店でシャープペンシルの芯のラインナップを見てみると0.5mmはどのメーカーも取り扱っています。
太さと書き心地は密接に関係してくるので、文房具店で色んな太さを試してしっくりくる太さを選んでみるのもいいでしょう。
因みに漢字を使う日本や中国は0.5mmが好まれていて、アルファベットを使う英語圏では少し太めの0.7mmが多く使われているようです。
また、芯を選ぶ時は書き心地のみならず見やすさも考慮して決めましょう。

シャープペンシルの芯の「濃さ」もいろいろある

シャープペンシルの芯にはどんな濃さがあるの?

鉛筆同様にシャープペンシルの芯にも様々な濃さがあります。しかし、鉛筆ほど濃さに関してはバリエーションが少なく最も濃いもので6Bとなります。鉛筆であればデッサン用として10Bがありますが、芯の細さと強度のバランスもあり6Bが限界だったようです。
芯の濃さはこちらの表を参照してください。

薄い 9H
8H
7H
6H
5H
4H
3H
2H
H
F
HB
B
2B
3B
4B
5B
濃い 6B

価格については太さ同様でメーカーによって多少の差異がありますが、大きな価格の差はないと言ってもいいでしょう。

シャープペンシルでよく使われている濃さとは?

最も使われている濃さはHBのようです。メーカーによっては6Bや9Hといったシャープペンシルの中では極端な濃度の芯は作っていませんが、どのメーカーにもHBだけは必ずラインナップされています。
見やすさについてはHBから2B辺りが標準とされている濃さではありますが、人によってはHBだと見にくいと感じる方も多いようですので文房具店などで試し書きをして濃さを確認してみましょう。また、同じHBでもメーカーによっては濃度に誤差があるのでいつもと違うメーカーを購入する際は必ず試し書きを行いましょう。

シャープペンシルの芯の「色」だっていろいろある

シャープペンシルの色ってどんな色があるの?

知らない人も多いようですが、実はシャープペンシルの芯にも様々なカラーバリエーションがあります。各メーカーで赤や青、緑、黄色といった基本的な色を中心に10色~12色程のバリエーションがあるのでシャープペンシルを使っていつもと違った楽しみ方をしたい人はセットで購入してみてはいかがでしょうか。
価格に関しては10色セットで2000円前後で購入することができ、通常の黒とほとんど変わりがないようです。
また、1つのケースに色んな色を混ぜて販売しているメーカーもあるようなので、とりあえず試してみたいという人にはオススメです。

カラフルな芯の使い方とは?

シャープペンシルのカラフルな芯は絵を描く時に使われることが多いようですが、赤や青は勉強する際に重要な箇所に色を付け足したりなど効果的に使用できそうです。
シャープペンシルの芯であれば鉛筆同様に消しゴムで簡単に消せてしまうので使い勝手が良さそうです。
デッサンでシャープペンシルを使う際のメリットは、いつもシャープさを保てるという点です。色鉛筆の場合は使い続けていく内に先端が丸くなってきてしまいますが、シャープペンシルの芯であれば常に同じ太さをキープできます。

シャープペンシルに使うならこの芯!

人気のシャープペンシルの芯はコレ
ここでは「売れ筋のシャープペンシルの芯3選」を紹介します。
まずは「ぺんてる HB XC275HB」です。筆記用具でお馴染みのぺんてるですが、シャープペンシルの芯でも厚い信頼を得ているようです。
続いて人気なのが「コクヨ キャンパス シャープ替芯 1.3mm」です。最後に紹介するのが「三菱鉛筆替芯 ユニ0.9-202ND B」です。
コクヨも三菱も筆記用具の世界ではとても有名なブランドです。
それぞれの価格について詳しく見てみましょう。

製品 ぺんてる HB XC275HB コクヨ キャンパス シャープ替芯 1.3mm 三菱鉛筆替芯 ユニ0.9-202ND B
価格 130円 140円 140円

折れにくい芯ってどんな芯?

シャープペンシルの芯は基本的に細いので、力を入れて書くとすぐに折れてしまいます。折れにくい芯を探しているのであれば、太めの芯の使用をオススメします。
先ほどご紹介したように2.0mmと太めの芯があるので、普段から芯が頻繁に折れてしまうという人は一度2.0mmの芯を試してみてください。また、折れにくい使用方法としましてペン先から芯を長く出し過ぎないというのもポイントです。芯を長く出してしまうと強度が弱まり、小さな不可で折れてしまうので芯の長さにも注意しましょう。

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