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オンライン上やデータで管理するものが多くなった現代でも、企業にとって金庫による安全管理はやはりかかせません。現金だけではなく重要な書類などを含め、盗難の他、災害時にも金庫によって守られた例は多数あります。とはいえ、意外と金庫メーカーについては知られていないものです。ここではおすすめの金庫メーカー一覧やランキングなど、ご紹介していきます。

種類別！おさえておきたい金庫メーカー一覧

完全特化型メーカーと総合セキュリティ型メーカー

金庫を製造しているメーカーには、金庫製造に特化している企業と、オフィス用品・収納やドアセキュリティなどを扱う総合的な企業がみられます。オフィスロッカーなどで知られるキング工業は日本アイ・エス・ケイ株式会社と改称し、耐火型床下金庫などを提供しています。トータルセキュリティを謳う株式会社クマヒラは、監視カメラから金庫設備のプランニングまで行います。特化型企業としては、ダイヤセーフ株式会社などが挙げられます。

金庫の種類は大きくわけて２つ

金庫の種類として大きくは、耐火性を重視した「耐火金庫」と防犯を重視した「防盗金庫」があります。どのメーカーもそれぞれの特徴を強化した製品、また両方を適度に兼ね備えた製品の開発に取り組んでいます。また、保管・収納する物品からの観点も金庫選びには大切なポイントとなります。最近は機密情報を金庫で保管する際、磁気メディアなどに保存している事も多く、同じ耐火を謳っている場合でも内部温度保証が明確にされている製品に人気があります。

金庫の人気メーカーの特徴を徹底比較

各メーカーとも、手に下げられる小型金庫から事務所用の大型金庫に対応しています。さらに、エリア、建物のセキュリティなどにも言及し、多様化する現代型の犯罪からの安全を確保する提案を勧めています。

金庫のシェアNo.1メーカーはエーコー。用途に合わせた人気メーカー

シェアNo.1はエーコ―　人気の秘密はその企業姿勢

創業は1973年、全世界に金庫を販売する「金庫の総合メーカー」エーコ―が日本国内でのシェアトップを獲得しています。評価されるのは、激変するセキュリティ事情に対応する企業姿勢。顧客が求めるレベルに合った性能の金庫を提供すると同時に、積極的な提案力も魅力のひとつ。金庫持ち去りに対抗した床固定型は、後加工なしで床やベースボードに固定できる優れものです。多発する地震にも安心対応。転倒や位置のズレ防止としても役立ちます。

犯罪抑止力のクマヒラ、低価格のダイヤセーフ

続いてシェアトップクラスに位置するのは、「犯罪を起こさせない」という能動的コンセプトを重視するクマヒラ。創業117年の歴史を誇り、金融機関や大学、自治体、美術館などの公共機関に対して金庫及びセキュリティシステムを提供しています。特に金融機関のセキュリティ設備では80％のシェアを占めており、圧倒的な信用を得ています。

また、ダイヤセーフは海外拠点における大量生産でコストを抑え、安心安全を低価格で提供し支持を集めています。近年、金庫犯罪に見られる「金庫持ち去り防止対策」では、金庫内部から留め付けする専用の取付プレートを採用。金庫・取付プレート・床面を一体とする方式でより安全性の高い製品を提供しています。

法人向けの金庫のメーカーを比較

マイナンバー導入で情報漏えいの罰則が強化！

顧客情報の管理が重要となるマイナンバー制の導入で、企業として使いやすいのが耐火性キャビネット。顧客データの出し入れがしやすく、施錠も楽です。さらに開錠履歴機能付き耐火金庫や、防盗機能付き耐火金庫といった機能が付加されたものに人気があります。

耐火性キャビネット金庫販売メーカー

より強固なセキュリティに　指紋認証式開錠

不特定多数が出入りする業態や、スタッフ数が多い企業などで導入が進められている生体認証システム。金庫にも二重三重のセキュリティを求める声が多くなっています。価格帯も10万円を切るものも多く、気軽に選択肢として取り入れることができるようになりました。メーカー仕様により、「指紋認証のみ」と「指紋認証プラス暗証番号」がありセキュリティ強度を選べるようになっています。

指紋認証型金庫主な取扱いメーカー

• コクヨ
• アイ・エス・ケイ
• エーコー