除湿剤って安全性の点で大丈夫なの?

住宅環境によっては、快適な生活をするうえで除湿剤が欠かせないケースも多々あります。そのような場合は、除湿剤について知識を深めておくとさらに効果的で安全に使用することができます。
ここでは、除湿剤の仕組みから、溜まった水の捨て方、水の安全性についてまで解説をしていきます。安心安全に除湿剤を使用したいという方はこの記事をご参考ください。

目次

-除湿剤はどのように湿気を取るのか
-除湿剤に溜まった水はどう捨てる?
-除湿剤に溜まった水を誤飲したらどうする?

除湿剤はどのように湿気を取るのか

除湿剤の仕組み

部屋に設置する除湿剤としてイメージするのが水とりぞうさんやドライペットですが、容器の中に水が溜まっていく仕組みについて理解している人は少ないようです。どのような原理で水が溜まっていくのか見てみましょう。

これらの除湿剤の主成分となっているのは塩化カルシウムです。塩化カルシウムは空気に含まれている水分を液体にする性質があり、設置しておくだけで水が溜まっていくという仕組みになっています。ただ、塩化カルシウムの特性はあくまでも”空気中の水分に有効“なので、結露している部屋を乾燥させてくれるものではありません。

除湿剤は何で出来ているの?

除湿剤の成分は様々ですが、代表的な成分としては、先ほども少し触れたように塩化カルシウムです。そのほかにもシリカゲルA型シリカゲルB型といった成分があり、シリカゲルA型も除湿剤の成分として高い効果を発揮しますが、除湿剤としてしっかりと効果を実感できるのは、今のところ塩化カルシウムの右に出る成分はありません。

塩化カルシウムは効果が強すぎて乾燥過多になってしまうこともあるので、少々の湿気対策には、シリカゲルA型やシリカゲルB型の成分を使用した除湿剤で対応してもいいでしょう。シリカゲルに関しては場所を選ばないので、除湿剤選びに迷っている方にもオススメです。

除湿剤に溜まった水はどう捨てる?

除湿剤に溜まった水は庭に撒いても大丈夫?

除湿剤に溜まった水には塩化カルシウムが多く含まれているので、庭に撒いてしまうと土壌に対していい影響を及ぼしません。水道の水を流しながら排水管に流す方法が、最も適切な捨て方です。

塩化カルシウムに関しては毒性というほどの悪影響はありませんが、手につくとベトベトしたり、塩分もかなり強いので、無闇に庭や道路に撒いたりはせずに台所やトイレに流して対処しましょう。皮膚が弱い人が触ってしまうと肌が荒れてしまう恐れがあるので、付着してしまった場合はしっかりと水で洗い流しましょう。

誤ってこぼしてしまったときの対処法

塩化カルシウムを含んだ水をこぼしてしまった場合は、雑巾でしっかりと拭き取りましょう。可能であれば、その際にゴム手袋をはめることをオススメします。大量の塩分を含んでいるため、手に傷があったり、肌荒れを起こしている場合は非常に危険です。

また、ベトベトしている性質のためなかなか完全に拭き取ることが難しいので、軽く絞った雑巾と乾いた雑巾を用意して水拭きと乾拭きを繰り返すと効果的です。ペットを飼っている場合には特に注意が必要です。気になるようであれば、拭き取った後にアルコール消毒をしておくとさらに良いでしょう。

除湿剤に溜まった水を誤飲したらどうする?

誤飲してしまったら水をたくさん摂りましょう

除湿剤の水を誤って飲んでしまうということはまずないと思いますが、万が一何かの間違いで飲んでしまった場合は、お水をたくさん飲みましょう。塩化カルシウムを含んだ水はかなりしょっぱいので、(濃度にもよるものの)大量に誤飲してしまうことは考えにくいでしょう。強い毒性があるわけではないので、お水をたくさん飲むことで対処が可能です。しかし、誤飲した後に体調が優れないということになったら直ちに医師の診断を仰いで下さい。

小さいお子様が誤飲してしまったら

小さいお子様はなんでも口に入れたがります。除湿剤に興味を持って誤飲してしまうことも十分に考えられるので、設置する場所には細心の注意を払いましょう。万が一誤飲してしまった場合はすぐにお水を飲ませてから、病院で診察をしてもらいましょう。塩化カルシウムが入った水を少し飲んでしまったくらいで命の危険はありませんが、小さなお子様の体力と成人の体力では回復力にも大きな差があるので、念には念を入れて医師に診断してもらいましょう。

快適な生活をするうえで除湿剤はとても有効なアイテムですが、しっかりと安全性を考慮して設置し、効果的に使用したいものです。

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